つくしは春の山菜として馴染みも深く子供の頃には至る場所で顔を出すつくしを採った
覚えがある方も多いのではないでしょうか?
つくし独特の苦みが好きな方や完全にあく抜きしたほうが良い方もお見えのようですが
つくしのあく抜きや料理の仕方、花粉症対策に効果があるのではといわれる点について
まとめてみます。
つくしのあく抜きで重曹は使わなくても良い
あく抜きは袴の部分を取り除いてから行います。袴を取り除くときにあくで手が黒く汚れ
たりします。ほろ苦さがある為にあく抜きが必要になりますがやり方はいろいろあります。
通常の山菜のあく抜きのように重曹を使わなくてもあく抜きは出来ます。
茹でずに水にさらしたり米のとぎ汁につけてあく抜きされる方もいるようです。
水で洗った後、沸騰したお湯で3分から5分ほど下茹でして水にさらすと水が緑色に変わり
あくが抜けます。
下茹での時に塩を入れたり重曹を入れたりする方もみえますが以前に重曹を入れてあく抜きを
行った時に茎の部分が柔らかくなり過ぎて溶けるような状態になってしまった事があります。
使用する場合はほんのわずかな量で良いと思います。
苦みが嫌いな方や子供さんが召し上がる場合には水にさらす時間を長くすればほろ苦さは
少なくなります。
つくしの料理の仕方
つくしを天ぷらなどにする場合は水にさらしてから水をよくきってから行えば大丈夫です。
おひたしや煮物、卵とじ、佃煮、天ぷらなどの料理の仕方が一般的なようです。
つくしの花粉症に対しての効果
古くから文献に記載されている効果として
・利尿作用やむくみを取る効果がある
・咳を鎮める効果
・糖尿病の予防
・心臓や血管を丈夫にする
・胃を丈夫にする
・血圧を下げる
・骨を強くする
などの効能があげられています。
最近では抗アレルギー効果のあるコハク酸を含む植物としても注目されアレルギーによる
炎症やかゆみを軽減するという日本大学の藤本康雄教授、島方学部長が治験者の体験を元に
研究結果を発表しているようです。