缶詰を缶切りなしで開ける方法を動画で紹介しています。プルトップ缶などが普及しています
がキャンプやお花見といったアウトドアでついうっかりと缶切りを忘れてしまった場合や災害
などの非常時の場合に覚えておくと便利です。
缶詰が発明されたのは1804年にフランスのニコラ・アペールが遠征する時の食料補給の問題に悩まされていたナポレオン・ボナパルトが懸賞金をかけたのがきっかけでガラス瓶で密封する方法を考案したのが始まりとされています。
ガラス瓶は重くて破損しやすく運搬しにくかったため1810年にイギリスのピーター・デュランドが金属製容器に食品を入れる缶詰を発明し現在の缶詰の原型が出来上がりました。
当時は缶詰を開けるのにノミとハンマー、斧の使用が推奨されていたそうです!
缶詰の開け方で缶切りなしの場合
缶詰の材質は主にスチールやアルミなどで作られていますが軽量化のため思ったほど頑丈ではありません。
缶切りなどの金属製の道具がない場合でも開けることは可能です。
平らなコンクリートや石を使用して缶詰を開ける動画です。
缶切りがなくても簡単に缶詰を開ける事が出来ます。
缶詰の開け方でスプーンやハサミ、包丁など金属製品がある場合
スプーンやハサミで缶の2つ目の輪を小刻みに細かくこすりながら少しへこませます。
力を入れずに楽に開けるコツは同じ方法で5、6か所へこみを作りへこんだところをこじり
ながら強めに押すと開けることが出来ます。
包丁は先の刃の部分を使うと切れなくなってしまうので刃の持ち手側で切れ味に関係ない
部分を使って行って下さい。
刀身のあまりにも薄い包丁を使用すると怪我をする可能性もある為、使用しないで下さい。
缶詰の開け方で缶切りなしの場合
車の積載工具を利用しても開けることが出来ます。ドライバーやペンチ、タイヤ交換の
レンチやスパナを使っても開ける事は出来ます。
開け方は上記スプーンを使った場合と同じ方法でOKです。
余談なのですが最近ではアルミのプルトップ缶が主流になり缶切りがあっても缶詰を開ける
事が出来ない方が増えているようです。
缶切りも種類がいくつかあり形状によって使用方法が少しずつ違うのですがテコの原理を
利用して缶を開けるのは同じことです。
最近では缶切りで缶詰を開けるのが小学校の課題であると聞かされて驚いたことがあります。