暑さ対策での扇風機の使い方?夏の帰宅時の部屋や寝苦しい夜!

日本の夏も昔に比べて猛暑に襲われる事が多くエアコンが無いと大変ですね。

ただしエアコンを過度に利用しすぎると室内と外気温の差が大きく成り過ぎてかえって体調を崩したりするケースもあるようです。

エアコンは快適だけど使い過ぎや電気代が気になってという方は扇風機の使い方に一工夫し部屋をより涼しくする方法をご紹介致します。

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暑さ対策と扇風機の使い方

夏の暑さ対策にエアコンの冷房を使い過ぎて体調を崩す方の割合は増加傾向にあります。

エアコンに比べて扇風機の魅力は自然な風と使用電力が驚く程少ない事です。

羽根径が30㎝以上になる大型なタイプでも最近の扇風機は50W以下(1時間当たり1.5円前後)の電力で使用できます。

 扇風機は24時間つけっぱなしでも電気代が35円程度ですから驚異的です。 

扇風機は通常の使い方に一工夫を加えるだけで恐ろしく涼しいアイテムに早変わりします。

暑さ対策に部屋の扇風機の効果的な使い方

氷や保冷材に扇風機の風が当たるようにするだけで冷風機のような冷たい風を送る事ができます。

最近では扇風機用保冷剤として冷凍庫で冷やして扇風機の後ろ側に取り付けるだけで冷たくて心地よい風を送る事ができ何度でも繰り返し使えるタイプの保冷剤が販売されています。

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ホームセンターなどでも扇風機用保冷剤は見かけますが500ml位の小さめのペットボトルに水を入れて凍らせタオルなどで包んだものを100均などで売っている網ラック等に入れビニール製の結束バンドや紐などで扇風機の後ろの部分に固定すると同様の効果が得られます。

また扇風機の風が向かう方向に台などを置き大きめの洗面器に氷をたっぷり入れ風が通過するようにしても冷えた風が室内を心地良くしてくれます。

夏の暑さ対策と扇風機

皆さんも経験した事があると思いますが夏の日中に外出していて帰宅した直後は部屋が密室化された状態になり室温が外気温より高くまるでサウナのような状態になる事が良くあります。

こんな時は素早く外気を取り込み部屋の中の温度を下げるために窓を開けて外に向かって扇風機を回すのが良いです。

蒸し暑い空気を窓の外に吐き出し外の冷たい空気が部屋の中に入ってきます。

この時に網戸に霧吹きで水をかけておくと気化熱で冷たくなった外気を部屋に取り込む事ができます。

室温が外気温より高いのではと感じる時も窓を開け外に向かって扇風機を回すのが効果的です。

夏の暑さ対策としてエアコンは使用せず涼しく過ごす為には扇風機を置く場所が重要になります。

 エアコンを使わずに涼しさを感じるには、扇風機を置く位置がポイントです。 

扇風機はエアコンと違って部屋の温度を下げる事はできませんが風を発生して体感温度を下げ涼しく感じさせてくれる家電です。

基本は室内の対角線上に風が流れるように設置し窓があれば開ける事で更に風通しが良くなり自然な涼しさを感じさせてくれます。

部屋の天井部分には暑い空気が停滞しやすいので定期的に天井方向にも風を送り部屋の対角線上に風の流れを作るように扇風機の向きを調整するようにすると良いでしょう。

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 暑さ対策と部屋で扇風機を使う時の工夫やアイデア 

1.爽快感のあるメントールなどを含んだ冷却スプレーなど全身に使えるようなボディースプレーを扇風機と併用する事でより一層部屋の中が涼しく感じられます。

2.濡らしたタオルなどを首や脇の下にあてながら扇風機を使用する。

首や脇の下には大きな血管が流れているのでそこを冷やす事で扇風機の風による体感温度が更に下がります。

冷却シートや保冷剤を使っても良いのですが首回りの血管は脳にも向かっているので冷やし過ぎるとめまいや立ちくらみ、頭痛の原因になることがあります。

3.シャワーを浴びたりハッカ油を数滴たらしたお風呂に浸かってから扇風機を使用する。

お風呂にハッカ油を数滴垂らすととても涼しく感じます。シャワーやお風呂の後は水分が蒸発する時に気化熱で体温が奪われるので通常よりも涼しく感じられます。

エアコンを使う場合でも扇風機と併用する事により体感温度を下げて節電効果が高くなります。

エアコンの設定温度を28℃に設定しても扇風機の効果により体感温度は25℃前後と設定より涼しく感じます。

※冷房時のエアコンの設定温度は1℃上げると10%程度の節電効果があるようです。

扇風機をエアコンの対角線上に設置し下から上へと冷えた空気が部屋の中を循環するように設置するのが効果的です。

エアコンと扇風機の効率的な使い方の動画です。

夜の暑さ対策に扇風機

夏の暑さ対策にエアコンを使い過ぎると体調を崩してしまう方は意外と多く実に2人に1人が過度の冷房が原因の体調不良に悩んでいます。

こんな時はエアコンから扇風機に乗り換え蒸し暑い夏の夜を快適に過ごせるように扇風機の使い方とアイデアを紹介します。

 1.室内の除湿も行うと体感温度はかなり違います。 

除湿機やエアコンの除湿機能で部屋の湿度を50%程度まで下げるだけでかなり涼しく感じます。

室内の湿度が10%下がると体感温度で1度下がると言われていて夏の蒸し暑い夜は湿度が80%程度になります。

湿度を30%下げる事ができるだけでも体感温度が3度も下がり涼しく感じられます。

 2.アイスノンや水枕を使ってひんやりと就寝する。 

就寝中に頭に熱がこもることで睡眠が浅くなりやすいので後頭部を冷やす事でぐっすりと眠れます。

また最近ではひんやりグッズとしてジェルマットやシーツ等の冷え冷えグッズも販売されています。

アイスノンや水枕と併用する事で更に効果も期待できます。

 3.ハッカ油を枕カバーやシーツにスプレーする。 

清涼感が感じられぐっすりと眠れるだけでなく蚊などの害虫を寄せ付けなくする効果もあるので夜中に「プーン」と蚊の飛ぶ嫌な音で起こされなくなります。

無水エタノール 10ml

ハッカ油    5~20滴

水       90ml

無水エタノールとハッカ油を先によく振って混ぜてから水を注ぎます。

ハッカ油の作り方の動画です。

就寝時に扇風機を枕元に置いて稼動させる方が多いようですが実は足元に置くと発熱量が大きな足を冷やす事ができ結果的に体温を効率よく下げて涼しく感じられます。

扇風機の弱スイッチの風速は秒速1メートルで風速が1メートル増えるごとに体感温度は3度下がります。

足元からの距離と首振り機能やリズム風機能を使って涼しさを調整する事で就寝中も快適に過ごす事ができます。

まとめ

扇風機にかかる電気代はエアコンに比べて安く1時間あたり1.5円程度です。

扇風機の風が冷たい氷などに当たるように使用すると涼しく冷やされた風が室内に行き渡りますし最近では扇風機に簡単に取り付けられるアイデア商品も販売されています。

寝苦しい夏の夜には扇風機を足元に置いて使用する方が足からの体温の放熱を助け室内の除湿を同時に行う事で体感温度も下がりぐっすりと眠ることができます。

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