大学生の住民票は移す?移さないと保険証や成人式に問題は?

大学への進学を機に実家を出て一人暮らしを始める事になった場合に住民票はどのようにしたら良いか悩まれる方が意外と多いそうです!

日本の住民基本台帳法では住所を転居してから14日以内に住民票を移動させるというルールがあります。

住所が変わった場合には住民票も移動させる必要がある訳ですが大学生の場合にも従わないといけないルールなのでしょうか?

大学に進学する為に親元を離れて一人暮らしする場合に大学生であっても住民票は移す必要があるのか?

大学生が住民票を移動するメリットやデメリットについて解説していきます。

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大学生の住民票は移す?

日本では住民基本台帳法に基づき住所を転居してから14日以内に住民票を移動させるというルールがあります。

社会人になると一般的には転居してから14日以内に移転先の住所に住民票を移して下さい。

住民票を移動しないと最悪の場合には5万円以下の罰金が発生する可能性があります。

上記のようなルールが定められています。

但し例外もあって

1.新住所に居住する期間が1年未満の場合。

2.生活の拠点が移動しないケース。

以上のような場合には罰則は適用されません。

大学生の場合には勉学に励む為に一時的に新住所に居住しているが(夏休みやお正月には実家に帰郷する)生活の拠点は移動していないという解釈もできるので学生の場合には住民票を移動しなくても罰則等はありません。

また実際に多くの大学生は住民票を移動せずに学生生活を営んでいます。

※住民票の移動については居住地の市区町村に転出届を提出して転出証明書を受け取りこれを引っ越し先の役所に転出証明書と転入届を合わせて提出すれば住民票の住所変更手続きが終了します。

住所の転出や転入には費用はかかりませんし運転免許証のような本人確認ができる物と印鑑があれば手続きも簡単です。

大学生の住民票を移す割合

調査会社による調査結果を見てみると大学生の住民票を移す割合は35~36%前後だそうです。

大学生の約3人に1人は住民票の移動を行っていない事が伺えます。

大学生の住民票を移さないと保険証はどうなる?

保護者が社会保険に加入している場合には家族の1人づつに保険証が個別に交付されていて特別な手続きは必要ありません。

保険証の住所欄には自分の新しい現住所を記入しておけば問題なく使用できます。

 保護者が国民健康保険の場合 

学生用保険証を発行してもらいます。

大学に進学する事により親元を離れる学生に対しては住所の異なる学生用保険証を保険加入者(保護者)の居住する市区町村に申請して発行手続きを行います。

手続きに必要な物

1.在学証明書(申請時の4月1日以降発行のもの)※新規及び有効期限延長の届出時に必須。

2.窓口に来庁される方の身分証明書(運転免許証等)

3.届出人(世帯主)と被保険者(該当者)の個人番号カード又は通知カード

4.印鑑

※転出している学生用国民健康保険証は学業の終了予定年度までは親元の世帯主に郵送されます。

大学生の住民票を移すと成人式はどうなる?

大学に進学する学生が親元を離れて暮らす場合に住民票を移したがらない理由のひとつに成人式があります。

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成人式への案内状は住民票のある市区町村から届く仕組みになっているので新しい住所に住民票を移してしまうと新住所を管轄する市区町村から成人式の案内が届く訳です。

多くの大学生は中高と仲のよかった友達と一緒に成人式に出席したいと希望するので住民票の移動に消極的になりがちなんですね。

成人式は新成人をお祝いする式典で昔と状況が大きく異なり本人が希望する地域で式典に参加できるように変わってきています。

成人式の招待状は各市区町村にある教育委員会の青少年教育課が行っていて住民票がある市区町村以外で成人式に参加したい場合には事前に管轄の役所にある教育委員会に連絡すれば参加は可能です。

 ※成人式の開催まで期間が短い場合でも成人式への参加は認められますが記念品が間に合わないケースが考えられます。 

成人式の招待状が記念品の引換券になっているケースも多いので成人式の3~4ヶ月前には連絡しておく事をおすすめします。

大学生の住民票を移動するメリット

1.自動車運転免許の本試験と第1回目の免許の更新は住民票のある都道府県でしか受けられないので移動すれば新住所で取得が可能になります。

2.選挙の案内は住民票の住所に届くので投票が簡単です。

※住民票を移動しない場合には地元に帰るか不在者投票を利用するしかありません。

大学生の投票率が伸び悩むのは住民票を移していない比率が高く投票に手間がかかる事が考えられます。

不在者投票の手順

・住民票所在地の選挙管理委員会に連絡する。

・地元選管から不在者投票宣誓書兼請求書を郵送で受け取る。

・不在者投票宣誓書兼請求書に必要事項を記入し返送する。

・地元選管から投票用紙が送付される。

・不在者投票の期間中に投票用紙を持参し目的の選挙管理委員会で投票する。

3.図書館などの公共施設の利用に制限がかかる可能性が無くなる。

※住民票を移していなくても学生証などで解決できることも多いのですが有料になったり金額が高くなったりする事もある。

4.印鑑証明や住民票が必要な場合でも問題が起こらない。(重要な証明書類等は住民票のある住所が記載されている)

5.パスポートの申請が簡単。

申請は住民票を移していない住所でも行えるのですが必要書類の郵送やパスポート受領に必要な通知はがきは住民票に記載されている住所に送付されるので親元に頼んで転送してもらったりする手間が必要で地味に面倒くさいです。

大学生の住民票を移すデメリット

ほとんど無いような気がしますが皆さんがよく口にする点

1.住民票を移す手続きが面倒

※現住所と移転先の役所に行くだけで費用も必要なく時間もほとんどかからないのが実情です。

2.成人式の案内が地元に来ない。

※出席したい地域の役所に依頼するだけでOKです。

3.居住地域の役所から税金の通知が来ると思われている方がいるようですが学生は基本的に収入が無いので確認用のハガキがもし届いても学生で収入0で返信すれば税金はかかりません。

まとめ

住民票に関してのメリットデメリットは人によって感じ方が違うのでよく比較して決めるのがベストです。

住民票の移動は費用も掛からず思ったよりも簡単です。

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