完熟したマンゴーは甘くて美味しいですよね。マンゴーは高額なので自分ではなかなか買う事ができませんが夏のこの時期にお供え物などでいただいたりする事があります。
大きな種が入っているので切る向きや方向を間違えると貴重な果肉をぐちゃぐちゃに潰してしまう事になりもったいないです。
マンゴーの切り方で簡単な食べやすい方法と種の取り方を動画で解説しています。
マンゴーの切り方で食べやすいのは?
マンゴーの食べやすい切り方について解説する前に取り扱い方と食べ頃の見分け方について説明しておきます。
マンゴーには購入してすぐに食べられる物と常温で実が熟すまで待たないと美味しくならない物があるので注意しましょう。
マンゴーをおいしく頂くには完熟し甘くなったマンゴーを冷たく冷やしてから切り分けるのが重要なポイントです。
マンゴーの品種の中で追熟を必要とするタイプキーツマンゴーや玉文マンゴーは10日から2週間程度の追熟が必要なので直射日光を避けて必ず常温で保管します。
※冷蔵庫に入れると低温障害を起こし美味しく熟しません。
アーウィン種のアップルマンゴーの中でも国産の物は完熟のタイミングで出荷されますが品物によっては2~3日追熟する事で更に美味しさを増す場合があります。
マンゴーはデリケートな果物で果肉だけでなく皮の部分も柔らかいので追熟する時もなるべく優しく取り扱います。
落したり物にぶつけたりすると果肉が崩れたり変色したりします。
マンゴーの食べ頃の見分け方
・甘くてフルーティーな香りが強くなる。
・表面に白い粉がふいたような状態の皮に艶が出てきてしっとりと湿ったような感じになる。
・指で軽く押すと少しへこむようになる。(強く押さないように注意する)
ベストな状態になったマンゴーを冷蔵庫で冷やしてから切ります。
通常は食べる2~3時間程前に冷蔵庫に入れるようにします。
長時間冷蔵庫に入れたままで放置すると果実がブヨブヨと食感が失われてしまうので注意しましょう。
マンゴーの種の取り方
マンゴーの実は楕円形をしていて中央付近には平らで大きな種があります。
切る時にまな板の上に置いてみるとよく分かりますが楕円形の薄くなった部分に平らで大きめの種があるので中央部分の種を避けるように3枚おろしにする(3つに切り分ける)必要があります。
種がある場所は楕円形で薄くなった場所の中心から上下に1㎝前後です。
マンゴーのヘタの部分を上にして実の薄くなった部分を上にして真ん中に親指を当て種を切らないようにそっと包丁で切り分けます。
刃先が種に当たると感覚でわかるので左右の果実の部分がなるべく大きくなるようにゆっくり作業します。
3つに切り分けた中心部分には種がありますが周りの果肉は食べられますので包丁で切り落とすかスプーンでこそぎ落して食べるのが簡単です。
詳しくは動画をご覧になった方がわかりやすいでしょう。
マンゴーの種の取り除き方の動画です。
マンゴーの切り方の動画
マンゴーは皮の部分と種を取り除けば好きな大きさで自由にスライスして食べる事ができます。
レストランやフルーツパーラーでデザートとして提供されるようなおしゃれな切り方を試してみたい場合には切り分けた果実の部分に格子状に切り込みを入れて皮の方から実の部分をひっくり返すと簡単に花咲カットができ上がります。
切り込みを入れる時に皮まで切ってしまうとでき上がりが不細工になるので皮を切らないように注意しましょう。
心配なら包丁ではなく洋食のナイフなどを使っても良いでしょう。
マンゴーのきれいな切り方の動画です。
切った後のマンゴーは時間の経過と共にどんどんと美味しさが失われていきます。
残ってしまった場合はジップロックや密閉できるタッパーでなるべく空気と触れないようにし冷蔵庫で保存すれば1~2日、冷凍すれば1ヶ月程度は大丈夫です。
まとめ
マンゴーには中心部分に平べったい大きな種があるので美しく盛り付ける為には種を上手に取り除くのがポイントになります。
マンゴーの種類によっては追熟が必要な品種もあるので事前に確認しておきましょう。
追熟する時は必ず常温で行うようにします。
マンゴーは冷蔵庫の中で長時間保存するとそのおいしさを徐々に失っていくデリケートな果物です。