車を年中運転する方が冬になると経験する不快な静電気!
いきなり来るあの「ビリッ!」とか「バチッ!」といった強烈な衝撃です。
夜暗い所で起きると青白く光ったりもしますし時としてあまりの痛みに恐怖心をあおられトウマになりそうな方も見えるのではないでしょうか?
車の静電気が起きる原因や防止方法やグッズについてまとめてみました。
車の静電気の原因は?
夏の暑い時期には経験する事がない車の静電気ですが寒い冬になると体験しやすくなるのはなぜなのでしょうか?
実は 静電気が起こる主な原因として乾燥と摩擦の2つ が挙げられます。
冬になると人は寒いので重ね着をして暖かく過ごせる様に工夫しますが服の摩擦によって静電気が発生し体に帯電していきます。
湿度の多い夏場なら自然に空気中などに静電気を放出して帯電する事は無いのですが冬は空気が乾燥していて自然放電が起きにくい状況になりやすい為に車のドアや金属部分に触れた時に一気に放電が起きるのであの「ビリッ!」とか「バチッ!」と言った不快な現象が多発するようになります。
静電気が起こりやすい人空気が乾燥する冬になると静電気は起きやすくなるのですが人にも個人差があって静電気がたまりやすいと言うか起こりやすい人が存在します。
1.着ている服の素材が摩擦が起こりやすい服装をしている人。
2.摩擦が起きやすい動作を繰り返す人。
3.肌が乾燥している人。
化繊などを多く含む服は静電気が発生しやすい傾向にあり身に着けている衣服の素材などによっても静電気が帯電しやすいかどうかが変わってきます。
現在では販売されている車がキーレスエントリーが増えて鍵穴にキーを差し込むという動作をしなくなりました。
体に帯電している静電気を放電する動作を行わずに金属製のドアノブに触れて指先のわずかな範囲から体に帯電した電気を一瞬で放電するため強い痛みを感じるケースも発生します。
運転中も車の座席のシートの部分と背中やお尻の部分に摩擦が起き知らぬ間に体に帯電した静電気が足を地面に浸けた瞬間に放電を起こして驚く事があります。
冬以外の季節も同様ですが湿度があるため冬に比べると自然放電して体に静電気が帯電しにくくあの不快な現象が起きない訳です。
車の静電気を防止する方法
1.車のドアを開ける前に壁や地面に触れる体に帯電している静電気を壁や地面など他の場所に放電してからドアを開けます。
履いている靴の靴底がゴム等の場合は特に帯電しやすいので「バチッ」っとくる前に放電して起きます。
※手が汚れるので嫌だという場合は車のキーやリモコンキーをドアノブに触れさせてからドアを開けます。
キーやリモコンをしっかり握らず軽く持っていると「バチッ」となる場合があります。
手を洗ったりウエットティッシュで拭いたりして水分を含むと空気中に静電気を放出して静電気を防ぐ事が可能です。
指先に「ハァ―」と息を吹きかけるだけでも効果があります。
車から降りる時の静電気を防止する方法1.地面に足を着ける前に金属部分に触れて放電する。
車の座席シートとの摩擦で起きた静電気を座席に座ったままドア等の金属部分に触れる事で事前に放電しておきます。
これにより足を地面に着けた瞬間の「バチッ」を防ぎます。
2.ウエットティッシュや濡らしたハンカチで手を拭く。
手に水分を与える事で静電気が自然に放電されます。
何もない場合は指先に息を吹きかけてからドアを開けます。
車の静電気を防止するグッズ
車の静電気を防止する便利なグッズもたくさん販売されています。
様々な形状の静電気対策グッズがありますが一番のおすすめは車の乗降時に使用するキーを付けるキーホルダータイプや手首などに使用するブレスレッドタイプです。
理由は簡単で「バチッ」と放電する時って意識していない忘れている時が多くないですか?普段から身に着けていたり車に乗り降りする時に忘れずに思い出す事ができるアイテムじゃないと意味がない訳です。
車の座席に置く座布団タイプも車から降りる時の静電気には有効です。
自動車のシートにスプレーしたり車体に取り付けて使用するタイプもありますが使い方によって効果が絶大な方と全く効果を感じられない方に分かれるそうです。
このような静電気除去グッズは正しい使い方をしていないと効果が得られない場合もあるので取り扱い説明書を確認してから使用するようにしましょう。
まとめ
車を乗り降りする時に静電気で「バチッ」とくる原因は摩擦と乾燥によって発生します。
夏にも静電気は発生しますが湿度がある為に体から自然放電して感電する事はありません。
静電気を防止するには車の金属部分に触れる前に体に帯電している静電気を放電させる事で不快な痛みを避ける事ができます。