乳幼児突然死症候群は元気だった赤ちゃんが突然亡くなってしまう恐ろしい病気で発症を心配するお母さんも多いようです。24時間赤ちゃんの呼吸の状態を教えてくれるベビーセンスは安心の為に必要なのでしょうか?ベビーセンスの購入価格やレンタル料金について解説しています。
ベビーセンスは安心の為に必要?
ベビーセンスやエンジェルケア等の機器は赤ちゃんの呼吸や体の動きを感知して異常があれば警告音で教えてくれるように作られた呼吸モニターです。
乳幼児突然死症候群、別名「SIDS」に対処する為に設計されています。
日本では2014年の統計では 約6826人に1人の確率 で147人の乳幼児(男児91名、女児56名)がSIDSで死亡したと診断され以前に比べれば減少傾向にありますが乳児の死亡原因の第3位になっています。
※1997年(平成9年)は579人の乳幼児が死亡しています。
乳幼児突然死症候群で死亡すると死因は原因不明となるのですが日本では死因を特定する為に解剖を行うケースは極めて少なく窒息や心不全が死亡原因と診断される場合も多く実際に乳幼児突然死症候群で亡くなったケースはもっと多いと推測されています。
0歳児の1位~5位の死因と死亡率1位 先天性奇形と染色体異常 (35.1%)
2位 周産期の特異的呼吸障害 (14.1%)
3位 乳幼児突然死症候群 (5.7%)
4位 不慮の事故 (4.9%)
5位 胎児及び新生児の出血性障害等(3.9%)
ベビーセンスは24時間休むことなく大切な赤ちゃんの呼吸や動きを監視して異常があれば警告音で知らせてくれます。
出産したばかりの乳児の呼吸不全やチアノーゼを経験して驚かれたり過去に流産や死産など辛い思いをして赤ちゃんの健康が心配なお母さんの安心や支えになってくれます。
ベビーセンスの警告音が鳴り赤ちゃんの呼吸や意識が無い場合は救急車の手配をすると同時に赤ちゃんに心肺蘇生法を行う必要があります。
※お住まいの市町村や消防署などでも無料講習等が行われていますので是非覚えておかれることをおすすめします。
ベビーセンスは必要?
乳幼児突然死症候群は数分前まで元気だった赤ちゃんが前触れもなく突然亡くなってしまう悲しい病気です。
乳幼児突然死症候群が気になったり心配な場合でもお母さんが眠っている間もベビーセンスは赤ちゃんをしっかりと見張ってくれます。
ベビーセンスの購入者の方の口コミを見てみると稀に誤動作を起こしてビックリしたとか何もなかったので無駄な出費だったとおっしゃる方もお見えですがそれが普通でその方が何かあるよりずっと良いに決まっています。
しかし中にはベビーセンスのおかげで大切な赤ちゃんが救われた事例も沢山ある訳です。
お母さんの心配を少しでも軽減させたい時や眠れない夜を少しでも減らしたい方には必要な存在になります。
ベビーセンスの価格はいくら?
楽天で見るとベビーセンスは2万円(税込み)前後から5万円(税込み)程度まで機能に応じて様々な機種が販売されています。
※エンジェルケアの最安値は15800円前後でした。
アマゾンのベビーセンスの価格は21800円~23000円(税込み)で販売されています。
楽天もアマゾンも送料は無料になっているのでポイントが使えたり買い慣れた店舗で購入するのが良さそうです。
ベビーセンスとエンジェルケア等のベビーモニターをアマゾンで見てみる
最近はスヌーザと呼ばれるメーカーの呼吸器モニターも販売されていてアメリカで実績がある商品で値段も15000円前後とお値打ちな価格になっています。
ベビーセンスのレンタル料金
ベビーセンスの日本国内での正規代理店は(株)ファミリーヘルスレンタルという会社が行っています。
産婦人科や医療機関などにはベビーセンスの販売を行っているようですが日本では医療機器の扱いになっているため正規品は個人の消費者にはレンタルしか行っていません。
ベビーセンスのレンタル料金です。
レンタル期間と料金1ヶ月 10260円
3ヶ月 20520円
6ヶ月 32940円
9ヶ月 40500円
12ヶ月 45360円
※2016年11月現在(税込み)
ベビーセンスの正規品はレンタル期間中にベビーセンスに不具合が出たり誤って落下させたような場合も新しい器材に無償で取り替えてもらえるというメリットがあります。
並行品に関しては日本の正規代理店では製品保証を受けられないので販売店が付帯する販売保証と楽天やアマゾンなどの通販ショップが付帯する購入保証が利用できます。
まとめ
乳幼児突然死症候群は統計では生後2ヶ月から1歳未満の赤ちゃんに多く発生しています。
夏よりも気温の低くなる冬から春にかけて乳幼児突然死症候群は増加する傾向があります。
ベビーセンスは赤ちゃんの呼吸や動作を24時間監視してくれ不安で眠れないお母さんの力になってくれます。