高山祭には春の山王祭と秋の八幡祭があり高山祭とは年2回行われる祭りの総称になります。
高山祭の春と秋の日程と見どころや春と秋の違いと混雑を避けるアクセス方法や駐車場について解説しています。
高山祭の日程
春の高山祭(山王祭)の日程毎年4月14日~4月15日
日枝神社の春の例大祭で高山城跡が残る城山公園の南側にあり初代藩主の金森長近が城を築いた際に片野村から現在の場所に移しお城の守護としたそうです。
秋の高山祭(八幡祭)の日程毎年10月9日~10月10日
櫻山八幡宮の秋の例大祭で高山北部の鎮守社になり八幡大神(応神天皇)が主祭神になります。
※高山祭の日程は毎年日程が決まっていて曜日によって変更されたりする事がありませんし雨天の場合は中止になり順延等はありません。
最寄りの駅や周辺の地図と宿泊施設の確認が下から見られます。
★高山祭、春の山王祭と秋の八幡祭が行われる神社の周辺の地図を旅ノートで見てみる★
春の高山祭のスケジュール
屋台曳き揃え 9:30~16:00
からくり奉納 (1回目) 11:00~11:50 (2回目) 15:00~15:50
御巡幸 13:00~16:00
日枝神社を出発し16時頃にお旅所に到着。
屋台曳き廻し 13:30~16:00
夜祭 18:30~21:00
屋台曳き揃え 9:30~16:00
御巡幸 12:30~16:00
お旅所を出発し日枝神社へ到着。
からくり奉納 (1回目) 10:00~10:50 (2回目) 14:00~14:50
秋の高山祭のスケジュール
屋台曳き揃え 9:00~16:00
からくり奉納 (1回目) 12:00~12:20 (2回目) 15:00~15:20
御神幸 13:00~15:00
屋台曳き廻し 13:30~16:00
宵祭 18:00~21:00
御神幸 8:30~11:30
屋台曳き揃え 9:00~16:00
からくり奉納 (1回目) 11:00~11:20 (2回目) 13:00~13:20
屋台曳き廻し 13:30~16:00
高山祭の見どころ
高山祭の見どころのひとつとしてからくり人形が挙げられます。
春は3台の屋台がお旅所前で三番叟、龍神台、石橋台によるからくり奉納が披露されます。
秋は1台の屋台が櫻山八幡宮の境内で布袋台によるからくり奉納が披露されます。
春は夜祭、秋は宵祭りと呼び名は違いますがたくさんの提灯の明かりに照らされた屋台が高山の古い街並みを進む様子はとても幻想的です。
高山祭では動く陽明門とも称される祭屋台が春は12台、秋は11台曳き揃えられます。
高山祭の春と秋の違い
一番の大きな違いはお祭りが行われる神社が違います。
春は日枝神社に近江から大山咋命が鎮座された祝いの祭りですし秋は桜山八幡宮に石清水八幡宮から応神天皇が鎮座された祝いです。
高山市内を流れる宮川を境に春は上町、秋は下町がメインの開催地区になります。
春の高山祭の動画で様子はこんな感じです。
屋台の数や種類と行列の衣装や装飾品なども違いますし祭りの中の行事の呼び名も違ったりするのですが見にこられる方には判りにくい違いです。
秋の高山祭の動画です。
高山祭の混雑を避けるには?
毎年20万人以上が集まる高山祭ですが天気が良かったりお祭りの開催日は土日祝祭日になると混雑の具合も跳ね上がります。
高山へ電車やバスのアクセスで東京や名古屋方面からの交通手段はこちらです。
高山祭の駐車場の混雑
混雑を避けるには午前8時~9時位までに会場付近の駐車場に到着できるようにすると渋滞や駐車場の確保にも困りません。
当日は臨時駐車場も開設されますが市内の駐車場が止めにくい状態になるまで開放されないので注意が必要です。
高山市内は高山祭の当日だけでなく通常でも駐車場の混雑具合がネットで見ることができます。
高山祭に集まる人で東海北陸自動車道や付近の道路が混雑のピークを迎えるのは正午頃から午後14時頃までです。
混雑の兆候や出遅れた時は高速道路の高山西インターから国道158号を経由して高山市内に向かうのではなく中部縦貫自動車道(高山IC – 飛騨清見JCTは無料)の高山インターを経由して高山市内に入る方が早く到着できる可能性が高いです。
高山祭食事時の混雑市内には飲食店や屋台なども多数ありますが集まる観光客も多いので食事時間はどの飲食店も大変混雑します。
お子さん連れの場合は早めに食事をとるなど時間をずらす事をおすすめします。
まとめ
高山祭は雨だと中止になってしまうので晴れて欲しいといつも思います。
混雑を避け駐車場の心配をしない為にも午前9時頃までには目的地に到着する事をおすすめします。