日本でも人気が高まりつつあるちょっと変わった形のバターナッツかぼちゃ。南アメリカ大陸が原産とされるバターナッツかぼちゃの味や食べ方について解説しています。
バターナッツかぼちゃの味はどんな味?
バターナッツかぼちゃはピーナツのような形とバターのような濃厚でしっとりした食感が特徴です。
繊維質が少ないのでポタージュスープに調理すると甘く滑らかな仕上がりになります。
収穫した直後のバターナッツかぼちゃは糖度が少なくあっさりしていますが1~2ヶ月程度保存して追熟する事により甘みが増していきます。
切らなければ2ヶ月程度は常温で保存が可能です。
※購入する時に収穫後どれ位経っているのか確認してから購入するかできるだけ色が濃い物を選んで購入しましょう。収穫から2ヶ月位追熟して調理するのがおいしく食べる秘訣です。
ピーナツのような形の下の部分に種がありこの部分は甘みが強く味が濃いのですが上の部分はやや水っぽく感じます。
バターナッツかぼちゃはコリンキーのようにサラダに利用する事も可能で生の状態の味は柿に似ているかも?メロンや瓜に似ているという方もいます!
バターナッツかぼちゃの皮は食べられる?
調理法によっては皮をむかずにそのまま食べる事も可能です。
バターナッツかぼちゃの皮は薄めですが硬さがありますので食感が重要な料理(サラダやスープ、プリン等)に使用する場合は皮をしっかりと剥いてから使用するのが良いでしょう。
バターナッツかぼちゃの皮の剥き方
皮の部分は薄いので包丁やピーラーを利用すれば簡単に剥くことができます。
上と下のヘタの部分を切り落としその切り口から皮をむいたり剥きにくければ縦半分に切り分けてから皮をむけば楽にむく事ができます。
ソテーや天ぷら、レンジやオーブンで丸ごと加熱する時は皮はそのままで大丈夫です。
バターナッツかぼちゃのおいしい食べ方
水気が多いので普通のかぼちゃのように醤油で煮物にするとべちゃべちゃして味も今一つで煮崩れしたりもします。
ポタージュスープがおすすめですがプリンなどのお菓子に使用するのも人気があります。
とても美味しいバターナッツかぼちゃのプリンのレシピと作り方の動画です。
バターナッツかぼちゃの下処理
上下のヘタの部分を包丁で切り落として縦半分に切り分け種を取り除いてラップをかけて加熱すればスプーンなどで食べる事も出来ます。
バターナッツかぼちゃは種も食べられる!パンプキンシード独特のプチプチした食感やマグネシウムや鉄分、亜鉛などミネラル分が豊富なので海外ではアンチエイジングにも期待できる健康食材として美容に敏感な女性に注目されています。
かぼちゃの種を捨てずに洗ってからトースターやオーブンを使ってしっかりと加熱します。
焼きあがったらクレイジーソルトやガーリック、チリペッパーを好みで振りオリーブオイルを少々加えて混ぜたら出来上がりです。
皮の部分を剥く時も皮に実が残るように厚めに剥いて3mm位の薄さに切ってフライパンやオーブンでオリーブオイルを加えてカリッとソテーすれば皮の部分も美味しく食べられます。
塩コショウやブラックペッパーで味付けすれば美味しいおつまみの出来上がりです。
まとめ
バターナッツかぼちゃは収穫されてから常温で保管すると熟成が進んで甘みが増しておいしくなります。
煮物にするよりもスープやフォンデュー、ソテーにするとおいしくミキサーにかけてお菓子の材料にするのも良いでしょう。