湯たんぽを効果的に使うと冬の夜、寒くてなかなか寝付けない方でも湯たんぽを置く位置や温める体の場所によって驚くほど心地良くぐっすりと眠ることが出来ます。
湯たんぽのお湯の温度や使い方を解説していきたいと思います。
電気や燃料の消費が少なくエコなので冬季の暖房の手段として湯たんぽが人気を集めています。
いろんな材質で作られているため種類によって適した使い方をするのが効果的です。
夏に水や氷を使用すると冷却効果もあり使い方は様々です。
湯たんぽのお湯の温度
湯たんぽの材質も様々な種類がありますが樹脂製の湯たんぽが作られるようになってから販売数が著しく伸びたような気がいたします。
材質によっては使用される方が100℃のお湯を入れて使用して大丈夫なのかと不安に思う方も見えるようですが通常の場合プラスチック等でできたものでも100℃の水温に耐えられるように作られています。
最近は100均などでも湯たんぽを見かけますがあまりに安価なものは再度よく確認された方が良いと思います。
湯たんぽの持続時間や長持ちさせる方法
使い方によるのですが樹脂製の一般的なタイプで沸騰したお湯(100℃)を入れて12時間ほど経過するとお湯の温度は40度~50度ぐらいになるようです。
室温やその他の条件でも多少の違いはあると思いますが湯たんぽの残り湯を再利用して洗顔や食器洗いに使われる方も多いようです。
江戸時代の湯たんぽは、陶器製のものが多く使用されていたようで特徴として保温力が優れていて温度変化が緩やかで長い時間じんわり温め続ける効果があるようです。
温め方が、自然で優しいために冷え性の人には最適です。
これで足冷え解消!湯たんぽレトロな陶器の湯たんぽ
お湯の温度を長持ちさせる場合には材質を吟味して購入することが重要です。
湯たんぽの寝る時の位置
就寝する1時間くらい前に布団の腰がくる位置に湯たんぽをあらかじめセットしておきます。
・足先が冷える場合
効果的なのは、太ももからおしりにかけての大きな筋肉を温めるます。
気になるつま先などに直接湯たんぽを持って行かなくても下半身全体の血流が良くなりつま先もあたたかくなります。
・手先が冷える場合
二の腕の裏側あたりを温めたり腕の根元や脇の下あたり温めることで血流が上がり指先もあたたかくなります。
・就寝時に寝つきが悪い場合
お腹や背中からおしりにかけて温めると効果的です。足が冷たくてぐっすり眠れない場合には直接つま先に湯たんぽを持っていくよりおしりや太ももを温めてみて下さい。
湯たんぽは省エネ効果の高い暖房器具ですが低温やけどを起こす可能性もあるのでやけど防止用のケースや袋に入れたりバスタオルなどでくるんで使用しましょう。
一般的に50度で3分程度、45度付近の温度で6~10時間同じ位置を温め続けると皮膚が低温やけどを起こす可能性があります。
低温やけどは重傷になることもありますので十分な注意が必要です。