赤ちゃんの尿の色が変化して濃くなると心配するお母さんが多いです。生まれて間もない時期は腎臓の機能が未熟で稀にピンクやオレンジ色のおしっこをする場合があります。
赤ちゃんの尿の色が濃い
赤ちゃんの尿やウンチは健康のバロメーターで健康な赤ちゃんのおしっこは淡黄色ですが色が無色透明に近くなることもあります。
夏場の暑い時期には発汗が増えおしっこする回数や量が減り通常より色が濃くなることがあります。
おしっこの色が濃くなったり薄くなったりするのは腎臓に運ばれる血液中の水分の量によって変わります。
血液に含まれる水分量が多ければ尿の色は薄くなり少ないと逆に尿の色は濃くなります。
生まれたばかりの赤ちゃんは腎機能が未熟なのでおしっこの色もよく変わりますが母乳を良く飲み機嫌が悪くなければおしっこの濃さはあまり心配ありません。
赤ちゃんの健康状態を知るうえでおしっこやうんちの色はとても重要で色と健康状態について動画で解説しています。
赤ちゃんの尿の色がピンク
ピンク色の尿は生まれたばかりで腎臓の機能が不安定で未熟な為に尿酸塩やシュウ酸塩を含むおしっこをする事が原因です。
おしっこの色は淡いピンクや赤茶色(レンガ色)をしていて紙おむつの中で時間が経過すると赤みが増してきます。
赤色系のおしっこを見ると血尿と勘違いするお母さんも多いのですが実際に目で見てわかる血尿はコーラの様な黒褐色をしているケースが多いです。
赤ちゃんが血尿を起こす疾患膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症が考えられますが発熱したり排尿時に痛みを伴うので赤ちゃんの様子でわかります。
赤ちゃんの不機嫌が続いたりおしっこの度に泣いたり排尿の回数が極端に少ない場合はおしっこをしたおむつを持って病院を受診することをおすすめします。
赤ちゃんの尿がオレンジ色
紙おむつに染み込んだ赤ちゃんのおしっこが非常に稀ですがオレンジ色をしていて驚く場合があります。
おしっこの中の尿酸塩が空気に触れて結晶化したり時間の経過とともに濃い色に変色する事があります。
尿の色は淡い黄色から濃い琥珀色などその日のうちに変わる事も多く白い紙おむつに染み込むので色調が変化します。
赤ちゃんが摂取した食べ物や薬剤の影響も受けやすく尿が発汗によって濃くなったというケースがほとんどです。
夏の暑い時期に多く汗をかいていないかチェックし涼しくして水分を多めに与えて様子を見て下さい。
まとめ
赤ちゃんの尿の色が濃くなるのは夏に発汗が多く血液中の水分が不足した時によく起こります。
ピンクやオレンジ色の尿をするケースもありますが食欲があり不機嫌でなければ問題ありません。
汗をかいていないかチェックして涼しい場所で水分補給をしてあげて下さい。