初盆のお供えを郵送する時の現金や品物ののしの表書きと挨拶文の文例について記載しています。初盆を迎える故人が遠方の場合には郵送でお供え物を送るケースがあります。
初盆のお供えの郵送
初盆をお迎えする親戚が遠方で直接伺う事が難しい場合にはお供え物を郵送するのがよろしいでしょう。
本来なら直接伺いたいと言う気持ちもあるでしょうが距離が遠い場合や仕事などで都合がつかない時は仕方ありません。
初盆のご案内を頂いても高齢のために直接出向くことが困難なケースにも郵送などは行います。
お付き合いの度合いによっても多少変わりますが初盆のお供え物の親戚の場合の金額の相場は通常5000円から1万円程度です。
直接伺う場合には法要の後の食事の有無なども考慮しますが郵送の場合には必要ありません。
初盆のお供えはいつまでに送る?初盆の案内状を頂いた場合はその日時の2,3日前までに相手に届くように郵送します。
遠方のご親戚の場合には気を使って案内を出されない場合もありますのでその場合にはお盆に入る2,3日前を目安にしましょう。
初盆のお供えのしの表書き
普段からお付き合いのある身内や親戚の場合はわかりやすいのですが遠方でお付き合いの少ないご親戚の場合には何を送ったら良いか迷ってしまう事もある事と思います。
初盆のお供え物としてよく送られるのは故人が好きだった食べ物や贈答用のお線香やロウソク、旬の果物、日持ちするお菓子や乾麺などの食品が一般的です。
但し遠方に郵送する場合は傷んだりする物を避け一定の期間保存できる物が良いでしょう。
のし紙は白黒か双銀、藍銀、黄白の結び切りの水引に表書きは「御仏前」「御供物」として外のしにします。
白黒か双銀、藍銀、黄白の結び切りの不祝儀袋に「御仏前」「御供物料」として現金書留で送ります。
現金とお供え物をまとめて梱包し郵送したい場合は現金書留の料金にプラスして定形外郵便物の料金で送る事が出来ます。
一番長い部分の長さが60センチ以内で縦横高さの合計が90センチ以内の大きさであれば一緒に郵送可能です。
初盆のお供えの挨拶文
初盆のお供え物を郵送する場合にそれに添えるご挨拶の例文です。
ご仏前にお供え下さいますと幸いです。 ご生前の面影を偲びご冥福をお祈り申し上げます。
まとめ
初盆を迎える故人が遠方の場合には郵送でお供え物を送る事があります。
贈答用のお線香やロウソクか故人の好きだった物や日持ちするお菓子等食品を御供えする場合もあります。
お供え物にはご挨拶の手紙などを一緒に添えるのが一般的です。