おちょぼ稲荷の正しい参拝の仕方や由来、駐車場や参拝するのに混雑する日などについて書きたいと思います。
神社なのですが大きな献灯台があったりして参拝についても謎な部分が多くあります。
京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに、日本三大稲荷の一つともいわれることもあり地元では通称「おちょぼさん」として親しまれています。
祀られている祭神は大祖大神、稲荷大神、祖神で商売繁盛、縁結び、合格祈願などにご利益があるとされ小規模なのですが、年間約250万人の方が参拝している神社なのです。
お正月三が日の初詣や毎月、月末の月並祭の日は夜遅くまで混雑します。
平安時代に源八幡太郎義家の六男の義隆という方が分家の際に森の姓をもらいうけ、義家より「先祖の御霊を千代に保て」と祖神と共に宝剣と義家の肖像画を受け賜わったのが始まりとされ千代保稲荷神社の名もこれに由来するとされています。
その後、室町時代の文明年間(1469年~1486年)子孫の森八海が祖神を祀ったのが開祖となって、現在に至るようです。
おちょぼ稲荷の参拝の仕方
・駐車場から鳥居で軽く一礼して細い参道(両脇はお店)を進む。
・手水舎があるのでひしゃくを右手で持ち左手を洗った後、持ち替えて右手を洗い、
さらに持ち替えて左手でひしゃくから水を受け口をすすぎ左手とひしゃくを水で清める。
・油揚げとろうそくが50円で販売されているので購入して献灯台へろうそくを献灯する。
※この時に献灯するろうそくには自身で火をつけることが重要で見ているとすでに献灯
されているろうそくの火をもらっている方が異常に多くこのような行為は他人の業をもらうことになってしまう為、注意が必要です。
・油揚げとお賽銭を捧げてお参りします。(通常2礼2拍1礼)
・重軽石を1度、両手で持ち上げた後、再度お願いをしながら石を持ち上げます。
・順路に従って歩くと再び参道へ出られます。
(出口付近に油揚げのお下がりがあれば持ち帰り自由です)
境内ではお札やお守り等は一切出していないのですが角柱形の筒を振るおみくじは置かれています。
商売繁盛の祈願の場合、参拝した後の散財はご利益がなくなるとのことなので参拝前にすませること。
おちょぼ稲荷の駐車場
南の鳥居近くに無料駐車場(トイレが目印)と東の鳥居近く(吉田屋とやまと新館の間)にも無料駐車場がありますが止められる台数が20台程度なので運が良くないと止められません。
500円で有料駐車場がたくさんありますので駐車場には困らないと思います。
★千代保稲荷神社付近の地図を旅ノートで見てみる★
おちょぼ稲荷の営業時間について
月並祭がある毎月月末から月初めは深夜2時過ぎても割と人はいます。
年末年始、特に大晦日から元日にかけては2時から3時ごろまで悪天候でなければ混雑しています。
通常の平日は夕方17時の頃には参道の主だったお店も飲食以外は閉店時間を迎えています。