髪の洗い方で抜け毛を減らす方法や髪の毛を増やすシャンプーの仕方について解説して
います。頭皮を清潔に保って髪を増やすにはシャンプーをする時が重要です。
髪の洗い方で抜け毛を減らすには?
人間の髪の毛は何もしなくても1日100本程度は自然に抜けています。
自然に髪が抜けていく本数が増えて生えてくる本数が少なくなるとハゲや薄毛といった状態になっていきます。
では人はどんな時に髪の毛が抜け易いのか考えてみるとそれは髪の毛を洗う時です。どんな人でも一定の頻度で入浴する時に髪の毛を洗うと思いますが重要なのは髪を洗う時に新しく生えてくる新生毛という洗髪の時に抜け易いまだ生えてきたばかりの細く短い髪の毛を太くて長い髪に成るまで成長させる事です。
育ってしまった髪の毛に比べて生えてきたばかりの新生毛は非常に抜け易くシャンプーする時に頭をゴシゴシ擦ったりすると摩擦で抜けてしまうのがわかっています。
老化して自然に抜けていく髪の毛より頭皮の状態を良くしてこれから生えてくる新生毛を増やす事が出来れば結果的にハゲや薄毛を予防することが出来ます。
ではどのような髪の洗い方をすれば抜け毛を減らす事が出来るのでしょうか?この髪の毛を増やすシャンプーのやり方の動画を見た時は少し驚きましたがちゃんと行えば今よりも薄毛が改善されると思います。
シャンプーで抜け毛を減らす
髪は毎日洗って毛穴を皮脂がふさがないようにしないといけないと言う説も目にしますが実際にはどうなのでしょうか?
洗浄力が強いシャンプーで洗い過ぎるのは頭皮が乾燥して髪が育ちにくくなる事もあるようです。
現代人が入浴する時にシャンプーをするのが習慣になったのは昭和30年代になってからです。
江戸時代には女性でも髪の毛を洗うのは月に1回程度だったようですし現在でも京都の舞妓さんは洗髪するのは月に1回位だと聞きます。
昔と比較して見ると髪の毛を洗わないとハゲや薄毛になるという訳でも無さそうです。
もし洗髪しないと薄毛になるのなら昔は髪の薄い人ばかりだったという事になってしまいます。
ただ既に習慣になってしまっているシャンプーを全くしないという訳にも行きません。
頭がかゆくなったり臭いも気になるからです。
市販のシャンプーに使われている洗浄成分は高級アルコール系、石鹸系、アミノ酸系等大きく分けると3つに分かれます。
一般的に言われているのは 洗浄力が強すぎる高級アルコール系シャンプー を変えてみる。
高級アルコール系のシャンプーが育毛に向いていない理由
高級アルコール系とは価格等の事ではなく成分に含まれている炭素の事で安く製造できて洗浄力が強いのが特徴です。
洗浄力が強すぎると頭皮の必要な皮脂まで取り除き体が頭皮を守るために皮脂を過剰に分泌するという悪循環になる事があります。
皮脂の過剰分泌で毛穴が塞がったり一時的な皮脂の不足は頭皮の乾燥や刺激にもつながり皮膚が荒れたりかゆみなどを感じる原因にもなります。
石鹸系シャンプーの特徴石鹸自体は昔から使われていて洗浄成分は多くは天然の素材で作られています。
弱アルカリ性で洗浄力が強く頭皮の皮脂が多い人には向いていますがアトピーや乾燥肌の人は皮脂を落し過ぎてしまう場合もあります。洗浄力でいうなら高級アルコール系とアミノ酸系の中間位です。
アミノ酸系シャンプーが育毛に向いている理由人の皮膚や髪を作るたんぱく質の主成分であるアミノ酸を使用していて頭皮や毛髪に対しての刺激が少ない。
髪の毛や頭皮に対しての保湿効果やダメージを修復する効果が見込める。
低刺激なので敏感肌やアトピーの人でも価格は高めだが使用しやすい。
シャンプーによって特徴があるので重要なのは自分の頭皮に合ったシャンプーを使用する事です。
すぐに高いシャンプーに変えろという訳ではなく髪が生えてくる元となる頭皮の状態をちゃんと把握する事が重要です。
余談ですが髪の毛はケラチンと言う成分で出来ていてケラチンを構成しているアミノ酸は18種に及びますがその中のシスチンという成分があってお酒などを飲んだ時に発生するアセトアルデヒドという物質を成分を分解するのに使われます。
目をパソコンやゲームなどで酷使してもシスチンは消費されます。
髪の毛に回す栄養の優先順位は低いので普段の生活で目を酷使したり飲酒する頻度が多いと髪が薄くなる原因につながります。
髪の毛を増やすシャンプーの方法
髪を増やすには洗い方にも注意します。・シャンプーを流す時のお湯は高温を避け35度から40度位で行う。
・シャンプーの後は丁寧にすすぎシャンプーを残さない。
・頭皮を指でゴシゴシ擦って新生毛を抜いてしまわない。
頭皮の乾燥などから頭にかゆみを感じる場合は3回に1回位(頻度は自身で調整する) シャンプーを使わずにお湯だけで洗う方法 もあります。
・髪の毛をブラシでとかして皮脂が落ちやすくする。
・シャワーのお湯で頭皮全体をマッサージするように洗います。
・洗い終わったらタオルで拭く時もゴシゴシ擦らず押し当てて水分を取り除きます。
・自然乾燥を避けてドライヤーで髪を乾かします。(高温にすると頭皮が乾燥するので注意)
頭を洗ってもすぐに頭にかゆみを感じる場合は乾燥が原因ではなく細菌などが原因のケースもあります。症状が続くようであれば皮膚科を受診する事をおすすめします。
頭皮の状態が悪いと髪の毛は増やす事が出来ません。
まとめ
髪の洗い方で抜け毛を減らすには生まれてきた新生毛を抜かないように頭を洗います。
シャンプーを選ぶ時は自身の頭皮の状態にあったものを選ぶのがポイントです。
頭皮の状態が良くないと髪は増えないので細菌などで頭がかゆい状態が続くような時は皮膚科を受診しましょう。