お祭りの法被の子供の場合の着方について解説しています。帯の締め方や鉢巻の結び方を動画
を使って解説しています。
お祭りの法被の子供の着方
お住まいの地域によっても異なると思いますが私の住む地域では年に2回、春と秋に町内のお祭りがあります。
早ければ幼稚園、遅くても小学校に入るとお祭りの法被が法被が子供会の方から配られます。
お祭りの 法被を着せる時の一番のポイントはどちらの襟を前にするのか という事です。
法被など和装の着物は男女とも同一で右前、法被を着る人の右側の襟を先に内側に入れ左側の襟が外側に来るようにします。着物で左が前になるのは死に装束になってしまうので注意しましょう。
法被の下に着せる下着は鯉口シャツを和装用の下着として使う場合が多いのですが小学校ぐらいまでは白のTシャツか普段の下着でも良いでしょう。
お祭りの帯の締め方
法被の帯の結び方として最も一般的な結び方は「貝の口」です。
男の子、女の子ともに使用できるお祭りでの帯の締め方と言えます。
法被の帯の結び方として貝の口結びの結び方の動画です。
・帯の端20~30センチを2つ折りにして腰に2、3回巻きます。
・巻き終わりの30センチ程を折り返し帯の長さを調整します。
・折り返した幅広の部分と最初の帯の端の部分をしっかりと結びます。
・上の方の端を三角に折ってその中にもう片方を通します。
・帯の形を整えて時計回りにまわし結び目を背中に持っていきます。
お祭りの鉢巻の結び方
お祭りの鉢巻にも結び方はたくさんありますがねじってから結ぶねじり鉢巻きとそのまま結ぶ女の子向きのくわがたがあります。
ねじり鉢巻きの結び方の動画です。
ねじり鉢巻きは女の子でも髪を結い上げてお団子にしたり額を出している場合はとても良く似合います。紅白の紐をねじった鉢巻を使用するお祭りもあります。
お祭りの鉢巻で女の子におすすめなのがくわがたという結び方です。
折り返してヘアピンなどで止めるだけなのでとても簡単です。
子供会が用意するお祭りの法被や半纏は保管や管理の関係もあって帯や鉢巻が短かったりするケースも多いです。
祭と書いた短めの鉢巻はそのまま頭に巻いて後ろで結んだりする事の方が多いかも知れません。お祭りによっては法被を羽織るだけで帯を締めないケースもあります。
まとめ
お祭りに限らず法被や半纏など和装の着物は右前で合わせて着用します。
お祭りの帯の結び方は男の子も女の子も貝の口結びが一般的です。
頭に巻く鉢巻の結び方にも様々な方法があるのでその時の髪型や参加するお祭りによって変えるのが良いでしょう。