お付き合いのある方が入院した場合の入院見舞いの封筒の書き方や金額の相場について記載
しています。お札の向きや新旧お札の種類などお金の包み方についてもまとめてみました。
入院見舞いの封筒の書き方
入院のお見舞いに使用する封筒は袋の端に赤いラインの入ったお見舞い用の封筒か白無地の金封が適しています。
今は花柄などがあしらわれた専用のおしゃれな袋も販売されています。
昔は紅白の結び切りの水引でのしの付いていない袋でお見舞いを包む方も見えたようです。
販売されている金封の種類にも限りがあり不祝儀袋は使えませんので紅白の結び切りを使用し2度と病気や事故を繰り返さないようにという意味合いを込めたようですが現在では避けた方が無難です。
お金を入れる封筒に関しては専用のものを用意しましょう。
入院見舞いの表書きは「お見舞い」「御見舞い」「祈御全快」などの書き方があります。
その下にフルネームで名前を記入しておきましょう。
中袋があって金額や住所を記入するタイプはその書式に従えば大丈夫です。
無ければ中袋の表に漢数字で金額を記入し裏側の左端に住所を記入しておきます。
金額の下に也をつける方も見えますが也をつけるのは10万円以上の高額のケースが主流です。
漢数字書き方の例5000円 金伍阡円
1万円 金壱萬円
2万円 金弐萬円
3万円 金参萬円
5万円 金伍萬円
見舞金の親族の相場
お見舞いに行く相手の親族から過去に入院のお見舞いを受け取ったことがある場合はその金額に合わせても良いでしょう。
親族へのお見舞い金の相場は5000円から3万円です。
もちろん病気や事故の度合いや病状についてもよく考えて金額を決めます。
例えば事故や病気で入院するとしても大事をとって念のためにといったケースと重い病気で全快の見込みが薄い場合とは分けて考えた方が無難です。
冠婚葬祭と同じく日本では昔から避けるべき金額や数字があるので注意しましょう。
4、6、9つまり死、無、苦などを連想させる数字はお見舞いの金額として相応しくありません。
相手が友人や近所の知人、会社の同僚なら3000円から5000円位がお見舞い金の相場と考えましょう。
入院見舞いのお金の入れ方
入院見舞いのお札の包み方入院見舞いのお金の入れ方についてはお札の向きをきちんと揃えて肖像画のある方を上にして入れます。
新札か旧札かを気にする方も見えるようですがお葬式ではありませんので新札でも構いませんがもしどうしても気になるようであれば折り目をつけて下さい。
かつては入院見舞いを包むときに中袋のある封筒を嫌う風習もありました。
袋が二重になっていると病気や事故で入院をくり返すと考えられたそうです。
もし入院のお見舞いに伺う方がご高齢の場合は少し気に留めておいて下さい。
まとめ
入院見舞いの封筒は専用の物を使い表書きは「御見舞い」とします。
入院見舞いの金額の相場は親族であれば5000円から3万円、友人や知人、会社の同僚で3000円から5000円が目安になります。