カレーの辛口を甘くする方法について解説しています。カレーの辛さを子供用や辛いのが苦手
な方でも大丈夫な辛さに和らげる調味料や隠し味など具体的にどのようにしたら良いのかに
ついてアドバイスしています。
カレーの辛口を甘くする方法
カレーを作ってお子さんに食べさせようとした時に辛すぎて食べられなくて困った経験はありますか?
定番のルーを買わずに新商品を試したくなった時やお子さんがお友達を連れて来てカレーを食べてもらおうとしたら辛くて食べられない。
どうしたらカレーの辛さを抑えて甘くできるのか冷蔵庫にありそうな材料で出来る方法を紹介します。
・牛乳やバター、生クリーム、ヨーグルト、練乳などの乳製品。
・ココナッツミルクやフルーツの缶詰のシロップやチャツネやジャム。
・すりおろしたりんごやバナナ、パイナップル。
・はちみつやココア、チョコレート。
・玉ねぎをすりおろして鍋やフライパンで色が変わる位まで加熱したものを加える。
上記の物をカレーに加えて煮込み直せばカレーの味は甘くまろやかな風味に仕上がります。
もし既にご飯にかけてしまったという場合粉末のポタージュスープをカレーのルーに振りかけてよく混ぜてあげて下さい。
驚く程、辛さが無くなり甘く感じます。パンプキンスープ等も代用できます。
カレーの辛さを和らげる調味料
酢やトマトケチャップ、ウスターソースに含まれる酸味はカレーの辛さを和らげてくれる調味料ですが入れ過ぎると味が変わってしまいます。辛さを調節する程度に考えておいて下さい。
カレーに限らず人間の味覚は食べ物の温度が高い程辛く感じやすく冷めてくるにしたがって辛さは和らいで感じます。
また辛い物を食べている時に熱い飲み物を飲むと辛さを増して感じます。
カレーを食べる時水では辛さは治まらない?カレーを食べている時に感じる辛さは冷たい水よりも牛乳やカルピス、ヨーグルトなどの乳製品の方が辛さを抑えてくれます。
カレーの辛さを子ども用に調節
バーモントカレーの甘口やアンパンマンカレーなどお子さんにおすすめのカレーを使用してもまだ辛い場合は上記の方法にプラスしてカレーに生卵を加えたりとろけるチーズなどをのせてあげると目先も変わってお子さんも喜んでくれます。
大人用の辛口のカレーと子供用の甘口のカレーを2つ作るのは大変ですよね?カレーはどちらかと言うと辛口を甘口に変えるより甘口のカレーを辛くする方が実は簡単なのです。
手間を省くためにも小さなお子さんのいる家庭では甘口のカレーを作っておいて大人用は小鍋に分けて辛さを足して味を調節します。
ガラムマサラというのはインドの家庭料理に使われていた調味料で主にブラックペッパー、カルダモン、コリアンダー、クミン、シナモン、クローブ等のスパイスが混ぜ合わされていて本格的な香りと辛みを加えるのに最適です。
子供用カレーの香りを良くしたい時や辛さを抑える為に薄めてしゃびしゃぴになった場合には缶に入ったカレー粉を足せば香りが良くなって濃さも上がります。
まとめ
辛口のカレーを甘くするにはご紹介した材料や調味料を加えて加熱するだけです。
ご飯にかけてしまった後なら粉末のポタージュスープを振りかけて混ぜてあげて下さい。
辛口のカレーを甘口にするより甘口を辛口にする方が簡単なので是非試してみて下さい。