妊娠中にデリケートゾーンがかゆくなったりかぶれたりする場合が良くあります。デリケート
ゾーンがかゆくなったりかぶれたりする原因や対処の方法と薬について解説しています。
妊娠中のデリケートゾーンのかゆみ
妊娠中はホルモンバランスが崩れやすくちょっとしたことですぐ変化します。
妊娠中の陰部、デリケートゾーンがかぶれたりかゆくなったりする原因
妊娠中は汗をかきやすい妊娠すると普段の体温が高くなり妊娠する前と比べて汗をかくようになります。
一定の時期になるとお腹を冷やさない為や安定させるために腹帯やマタニティーガードルを使用し始め余計に下着が蒸れてかぶれたりかゆみの原因になることがあります。
汗をかいたままの状態だと雑菌が繁殖し発疹が出てかゆみやかぶれを引き起こしやすくなってしまいます。
敏感肌に変化する?妊娠によってホルモンバランスが変化して肌が敏感になる方も多く体型も変わっていくので今まで大丈夫だった下着から受ける刺激でかゆみを感じるケースもあるようです。
妊娠する事によって徐々に素材やサイズが合わなくなる事もあるので注意しましょう。
妊娠初期は水分不足の可能性?妊娠初期につわりがあり食事が不規則になったり水分が十分に補給できないと体内の水分量が減少し肌が乾燥してかゆみを感じやすくなります。
膣内のバランスが崩れおりものも増える妊娠中は膣内の酸性の度合いが弱くなり雑菌が繁殖しやすくなったりおりものが増えることによって皮膚がかぶれやすくなったりします。
妊娠中の陰部のかゆみやかぶれ
なるべく刺激の少ない素材の下着に変えてみる下着に装飾されているデザインの凹凸や縫い目が肌に対して刺激を与えていたり腹帯等によって通気性が悪くなる事も考えられます。
綿やシルク等の刺激が少ない素材や下着で圧迫したり通気性がよい事にも注意しましょう。
おりもの対策のシートでかぶれるケースおりものシートに使用されている科学物質が原因で肌がかぶれたりかゆくなったりするシートが肌に合わない人もいるようなのです。
そんな時は布ナプキンを試してみると良いと思います。
洗濯して繰り返し使える生理用品で紙と同じように長時間や夜用、織物用もあって素材は棉で出来ています。
おりものが気にして膣内を洗い過ぎ?妊娠すると膣内の酸性度合いが弱くなり雑菌が繁殖しやすくなっている所に石鹸で中まで洗い過ぎると菌に対する抵抗力が更に落ちてしまう事になります。
もし出来るならお湯で洗い流す程度にした方がかゆみが治まる事があります。
妊娠中のデリケートゾーンのかゆみの薬
かゆくて掻き過ぎたりして傷になって痛みを伴う場合がありますが中には真菌が原因の膣炎のケースがあります。
非常に強いかゆみを伴う時はカンジダ膣炎の場合があります。
膣の中にカンジダが発生する場合と外だけの場合があり最初は膣の入り口周辺がムズムズとかゆく症状が悪化すると強烈なかゆみや痛痒さを感じたりします。
膣カンジダ症の特徴
・ヨーグルトや酒粕のようなおりもの。
・白や黄色っぽいポロポロしていたり塊状。
妊娠中の方はかかり易く薬は産婦人科で膣錠や塗り薬、内服薬などが処方してもらえます。
かゆいからと市販のかゆみ止めを使用すると悪化する事があるので注意しましょう。
ずっとかからなくて妊娠後期や臨月が近づいてからかかるケースもよくあるようです。
膣カンジダ症に効果のある市販薬
メディトリート(腟坐剤) メディトリートクリーム
フェミニーナ腟カンジダ錠 フェミニーナ軟膏
妊婦さんの場合は定期健診までと我慢したりせずすぐに受診したほうがかゆみもすぐ無くなる薬を出してもらえるので安心だと思います。
カンジダ膣炎を放置していると出産時に産道を通る時に赤ちゃんがカンジダ菌に感染する可能性があります。
まとめ
妊娠中はホルモンバランスが崩れたりするのでちょっとしたことがかゆみやかぶれの原因になります。
妊娠する前は大丈夫だった素材などでも体調次第で変化する場合があります。
膣カンジダ症などの病気の場合は我慢せずに病院で診察するように心がけましょう。