奈良の吉野山の桜の時期で特に混雑するのは4月上旬の土日や金峰山寺の花供会式でお祭り
や大名行列がある日はどこに行っても大渋滞で恐ろしく混雑します。
渋滞や混雑を避ける方法やおすすめの交通手段と駐車場について解説しています。
吉野山の桜の時期の渋滞
吉野山の桜の時期に車で観光する場合には国道169号線の大渋滞を覚悟しておく必要が
あります。
桜の時期には一日に平均で2万人もの観光客が訪れるそうで週末は駐車場に入る為に待って
いる車で道路も渋滞してしまいます。
かなりの数の警察官や係員が無線などでやり取りしながら交通や駐車場に関する情報を指示
してくれるのですが週末は4月中旬までどうしても混雑してしまいます。
吉野山の交通渋滞で特に注意したい日
吉野桜が見頃を迎える4月に入ると基本的に週末の土日と4月11日と12日は金峯山寺の蔵王堂 花供懺法会というイベントがある日は臨時駐車場が設置されますがこの日は特に要注意です。
吉野川にかかる上市橋付近と妹背橋に近い2か所に臨時駐車場が設置され吉野山観光駐車場と
中千本公園に向かう無料シャトルバスの発着場も設置されます。
ただし観光に訪れる車の台数が多すぎて早い時間で満車になってしまうんです。
まずはこの下の吉野山の駐車場の地図を見て下さい。
臨時駐車場が営業するのは午前7時から午後18時で入場できる時間は午後15時が最終になって
います。
なのでどうしても車で観光する場合は朝できるだけ早い時間に駐車場に到着できるように予定
を組まないとお昼頃にのこのこ出かけて来ると駐車場に入る事さえ難しいという状態を経験す
ることになります。
この付近がだめなら観光車道を南に向かって如意輪時駐車場を目指します。
ここがもしダメならこの奥は車は通行禁止なので係の方に相談すべきです。
土日やイベントがある日に関しては本当は近鉄電車を利用するのがおすすめで何か事情があっ
て車を利用するしか方法がない場合以外は避けるか朝早めに到着できるようにする事をおすすめします。
朝7時の到着は必須で9時頃までに着くつもりが実際には昼過ぎてたなんて事は良く聞く話です。
お花見が終わって帰る時も時間に気をつけないと渋滞するのですがこればかりはどうしようもないですね。
週末に他府県から車でお花見に来る時の一押しの方法を後ほど記載します。
平日に関しては週末程では無いにしても午前9時位までに到着できるような予定を組むと吉野桜を余裕を持って楽しむことが出来ます。
吉野山の桜の混雑
電車を利用する場合も混雑はするけど都心部のラッシュ程ではありません。
電車でアクセスする場合は近鉄吉野線の吉野駅が最寄りの駅になります。
★吉野山付近の地図と最寄駅からのアクセスを旅ノートで見てみる★
関東方面から新幹線を利用する場合は大阪まで行かないで京都で乗り換えた方がアクセスしやすいです。
近鉄電車の近鉄京都駅から橿原神宮前まで行き吉野線に乗り換えて吉野駅を目指します。
大阪からだと天王寺にある近鉄大阪阿部野橋から吉野駅まで特急に乗れば乗り換えの必要がなくとても快適です。
近鉄の場合、特急は座席指定になっていて必ず座る事が出来るので料金は高くなりますが人気なんです。
特急券は座席指定になっているので売り切れる可能性があるから早めに予約し帰りの切符も手に入れておくのがコツです。
吉野山の桜の駐車場
吉野桜の桜の花見に一番おすすめの駐車場は山から少し離れていますが近鉄電車を利用してのパーク&ライド、つまり少し離れた電車の駅付近に車を止める方法です。
遠方から車で観桜に訪れる場合は是非、参考にして下さい。
吉野山にもっと近い駅もあってもちろん駐車場もあるのですが駐車できる台数が少なすぎて止らない場合があるんです。
山の中の旅館に宿泊できればさぞ楽なのでしょうが桜の時期は一年も前から予約で埋まってしまう事が多いそうです。
吉野山の登山道の混雑
4月上旬の桜の見頃は徒歩でも大混雑します。週末は朝8時から9時を越えると人で埋め尽くされロープーウェイも何時間待ちなんて事になります。
吉野山の桜を見る所要時間
吉野山には下千本、中千本、上千本、奥千本の他にも歴史的な神社仏閣もあって見所も満載です。
幾つかのコースが考えられますが登り始めから下山するまで6時間位はあった方がゆっくりと楽しめます。
下千本から奥千本までの距離は8キロ程度だと言われていますが坂が急だったり道幅が狭い ところや桜を見る為に立ち止まるのでなかなか上手く歩けません。 時間にすると2時間から3時間必要だとも言われています。行きと帰りを歩かれるタフな方はほとんどいなくて路線バスで奥まで行って下りをお花見しながら歩かれる方が多いようです。
吉野山の桜の見頃と開花情報とイベントやライトアップについてはこちらです。
まとめ
吉野山の桜の時期の混雑は4月上旬の土日と金峯山寺の蔵王堂花供懺法会が行われる日が
ピークになります。
混雑する週末は車での来場はおすすめしませんが幾つかの対処策を記載しました。
時間にゆとりを持って日本でも有数の桜を楽しんで下さい。