風邪をひくと喉が痛くて声が出なくて困ったりしませんか?声が出ないと仕事でも支障が
でて本当に困りますよね。声が出なくなる原因や治るまでの期間はどの位なのか?
早く治す方法について解説しています。
風邪で声が出ない原因?
風邪をひいて声が出ないとか声が出難いなど声枯れとも呼ばれる症状の原因は風邪に感染する事によって喉の奥の声帯の部分に細菌やウィルスによって炎症を起こすためです。
そもそも声はどうやって出ている?
喉には声帯という部分があって声帯の下には気管が通っていて気管を出てくる空気で声帯を振動させて声を出します。
声帯は2枚に分かれていて声を出す場合声帯と声帯の隙間に空気が通る時、声帯同士が吸い寄
せられるようにくっつき振動させることによって声を出します。
声が出なくなる理由?
声帯の粘膜が柔らかくて正常な状態であれば声帯はよく震えますが風邪などをひいて喉に炎症を起こし腫れたりすると声帯が上手く振動させることが出来なくなって声がかすれたり出にくくなったりする訳です。
風邪をひいて急に声が出なくなったりするのを急性声帯炎とか急性喉頭炎と呼びます。
発熱したり喉が痛いとかイガイガしたり咳を伴う事により更に声帯に炎症を起こします。
風邪などの病気以外でもタバコの吸い過ぎやお酒の飲み過ぎ、大声を出す仕事や長時間
カラオケで歌を歌い続けたりするとなったりする場合があります。
風邪で声が出ないのはいつ治る
風邪で声が出なくなった時にはどの位の期間で治るのか、仕事などにも支障がでるしとても
心配ですよね。
風邪などの感染による声帯の炎症が原因の場合には通常であれば1週間以内で治ります。
いつまでたっても治らない痛みや咳が長引く場合
1週間以上経過しても症状が変わらない時や声が元に戻らない時は他の病気の可能性もありますので病院などで診察する事をおすすめします。声帯ポリープや結節、ヘビースモーカーの場合には悪性腫瘍などのケースです。
喉に違和感や異常がいつまでも続く場合には耳鼻咽喉科を受診してみましょう。
風邪で声が出ない時に早く治す方法
声が出るように早く治すにはなるべく声を出さない、声帯を使わず休ませてあげる事です。
ただ仕事に行けば支障が出ないように全く話をしない訳にも行きません。
喉の痛みや炎症に効果のある方法を解説していきます。
外出からの帰宅時のうがいや手洗い
うがい薬が無くても水道水によるうがいだけでも大丈夫です。
うがいをする時に紅茶やお茶を使えばカテキンによる殺菌効果もあります。
就寝時にマスクや加湿をする
部屋の中を加湿する事でウイルスの活動を抑える働きがあります。
冬は空気も乾燥するので呼吸によって喉も乾燥しやすくなります。
就寝時にマスクをすれば喉を刺激するチリやほこりを吸い込まず自身の吐き出す呼吸によっても喉の乾燥を防ぐことが出来ます。
市販薬による治療
のどの痛みによく効くと評判のペラックT錠という飲み薬があります。喉の痛み専用の市販薬で病院で処方される薬より効果が高いと人気があるようです。
喉に直接スプレーするタイプの市販薬やのどの炎症を抑えるアズレンという成分の入ったうがい薬も効果が高いようです。のど飴やトローチも定番で痛みが楽になります。
のどの痛みを抑えてくれる食べ物
・はちみつ
・大根
・生姜
・玉ねぎ
・れんこん
・かりん
個人的には喉の痛みを即効で解消するにはかりんのはちみつ漬けがおすすめです。
ただ収穫時期以外は手に入らないのでその時期に作って冷蔵庫で保管しておく必要があります。
はちみつの殺菌効果や消炎効果は非常に優れたものがあります。
大根のはちみつ漬けは簡単に出来て喉の痛みにも効果が高いのでおすすめです。
まとめ
風邪で声が出なくなる原因はウイルスや細菌によって声帯が炎症を起こすためです。
治るまでにかかる期間は通常であれば1週間以内です。
のどを早く治すためにはなるべく声を出すのを避け水分を補給して乾燥を避けましょう。