自動車のフロントガラスの凍結防止方法をいくつか提案しています。
冬の朝、寒いときに自動車を運転しなくてはいけないのにフロントガラスが凍結によって安全に運転する為の視界が確保できない。
フロントガラスの凍結を出来るだけ時間をかけずに解除する方法をあげてみました。
居住地の気候や駐車場の状態、かけられるコストによって良い方法を使い分けるようにします。
自動車のフロントガラスの凍結防止に有効なアイテム
自動車のフロントガラスが凍結するのは放射冷却や降雪が原因です。
屋根付きの駐車スペースやガレージがあれば良いのですが費用や居住条件、スペースなどの諸条件をクリアするハードルがかなり高いです。
自動車のフロントガラス凍結防止に役立つアイテム
・凍結防止シートやカバーを装着する。
フロントガラス部分をポリエステルやポリエチレン樹脂で出来たシートでカバーします。
値段も数百円から数千円までありシートの固定方法もゴムでドアミラーに固定するものからドアに挟んで内部に吸盤で止めるものまでさまざまな種類があります。
凍結防止シートの脱着も慣れてくれば短時間で簡単にでき、降雪があったりする場合でも驚くほど効果的です。
・自動車のフロントガラスに撥水コート(レインXやガラコを塗っておく)
霜や雪が降った場合でもフロントガラスから視界を確保できるようになるまでの所要時間が全く違います。
凍結防止対策がしてある場合とない場合の比較動画です。
何もしてない場合は外気温にもよりますが大切な時間をかなり無駄にすることになります。
自動車のフロントガラスが凍結した場合に便利なアイテム
・解氷スプレー
霜だけの場合ならスプレーして数十秒で視界を確保できます。
価格も数百円で缶スプレータイプや霧吹きタイプまで様々です。
・スクレーパー
降雪がなく霜だけなら比較的簡単に視界を確保することが出来ます。
フロントガラスに傷がつくと気にする方もいるようですがプラスチック製なのでスクレイパーによって傷がつくわけではなく霜や雪に含まれるチリや砂ぼこりが原因です。
最近では100均等でも手に入ります。
・スノーブラシ
屋根の位置が高い車高のある車や車幅もある大型車の場合スクレーパーもついているスノーブラシが便利です。
持ち手が伸縮させることができ運転席側から助手席側に回らなくても手が届きます。
・水やお湯(40度位まで)をかける。
高温のお湯を使用すると徐々にひずみが蓄積し亀裂を招く恐れもあるため水の温度に気を付けること。
住居から駐車場まで距離がある場合ペットボトルなどに水を入れて前日から用意しておいて
出かけるときに持参する。
2リットルのペットボトル1本分の水があれば降雪で凍ったりしていなければ十分対処できエンジンをかけデフロストを始動してからドアをしめフロントガラスに水をかける。
フロントガラスに水が付着したまま走行すると再度、凍結する可能性があるのでかけた水はワイパーや水切り等でフロントガラスから取り除くことが重要です。
自動車 凍結防止シート
夜間強風にあおられてバタついたりして車のボディーを傷つける可能性があると言う方も見えますが屋根付きのガレージがない場合フロントガラスの霜や降雪などから視界を確保するまで最も簡単に短時間で行えるアイテムであると思います。
素材によってはワンシーズンくらいしか使えないものもありますが通常、購入後何年か使えるものが多く外した後も車のトランク等にたたんで収納でき寒冷地や雪が多い地方では必需品です。