お彼岸に行う法要会等のお布施の金額はいくら位お包みするのが良いのでしょうか?
お布施を包む封筒や表書きの書き方について解説しています。
お彼岸のお布施の金額
お彼岸の法要にも幾つかの種類がありお寺さんが行うお彼岸法要会や個人的にお寺のご住職に
お願いして自宅に来ていただく場合やお墓に御供えを持って供養に出かけるなどの方法です。
お寺さんが合同で行うお彼岸法要会等の場合
お布施の金額の相場としては3000円から1万円程度が一般的です。
卒塔婆をお願いする時はこれとは別に1本3000円から5000円位が目安になると思います。
中にはお供え物を持って出かける方もお見えのようです。
※最近ではお寺を維持する為に檀家さんに対して振込用紙で一霊位2000円や3000円等と
協力のお願いが来るケースもあるようです。
個人の自宅でお経をあげていただく場合
通常の年忌等と同じで一般的には3万円から5万円程度お包みする事が多いようです。
お寺さんからの距離を考えて5000円から1万円程度のお車代も別に用意します。
お住まいの地域や檀家によってはお寺の住職がお彼岸やお盆に檀家を回って棚経を10分から
15分程度あげられるケースもありその場合は3000円程度お包みする事が多いようです。
個別にお墓にお参りする場合
そもそもお墓がお寺さんから離れている事も多いですしお寺の付近であってもお参りして
お供えをするだけであれば必要ないと思います。
お彼岸の基礎知識
お彼岸のお布施の封筒
奉書紙や半紙を利用してたとう折しても良いですし無地の封筒を用意しても構いません。
お住まいの地域や地方によっては黄色と白の水引がかけてある不祝儀袋で持参される方も
多いようです。最近はお布施と既に表書きがされている袋も見かけるようになりました。
受付などが設置されている場合は受付でお出しすれば良いですしもしなければご住職と
ご挨拶された時や法要が終わった後にお出しすれば問題ありません。
お布施は手渡ししたり直接床に置いたりせず袱紗を使うのが丁寧です。
お彼岸のお布施の表書き
封筒の中央に「御布施」とするのが一般的でその下にフルネームで名前を記入します。
裏書きは真ん中から左側に金額と住所を記入しておきます。
黒い通常の墨ではっきり記入しておきましょう。
卒塔婆をお願いする場合の表書きは「御塔婆料」としておけば良いと思います。
まとめ
お彼岸の法要会でのお布施の金額は3000円~1万円位が一般的です。
ご自宅でお彼岸法要を依頼する場合は3万円から5万円位必要になります。
お布施を入れる封筒は白い無地の封筒を使用すれば良いと思います。