口の端が切れて痛い!原因や治らない時の薬は?病院は何科になる?

口の端が切れて痛いという症状を口角炎といいます。唇の横の端の部分が切れて出血したり

かさぶたになるのを繰り返しなかなか治らなかったりします。口角炎になる原因や症状が

長引くときの市販薬や病院に行く場合は何科になるのかについて解説しています。

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口の端が切れる原因

私自身も子供の頃や現在でも冬の乾燥が続く日は口角炎の症状を起こしたりします。

子供の頃は割と偏食だったため味噌汁をご飯にかけただけの汁かけご飯を続けるとよく

なったものです。かさぶたになって治りかけるとまた裂けてと同じことを繰り返します。

口角炎の原因

ビタミンB群(特にビタミンB2)が不足したり風邪や胃腸障害、糖尿病や疲労、過度の

ストレスなどで免疫力が低下している時や体力が衰えている時に発症しやすいようです。

口角炎になる原因は幾つかあるのですが代表的な事例を解説します。

・カンジダ菌の感染

・ビタミン不足

・乾燥

・ストレスや体調不良などが考えられるようです。

カンジダ菌の感染

カンジダ菌と呼ばれる真菌が皮膚を刺激してかぶれから生じるのが主因と考えられています。

カンジダ菌は人の口の中や皮膚に存在している常在菌で、健康な人は免疫によって異常な増殖

を防いでいるのですが体調が悪化したりして免疫力が低下すると症状が出る場合があります。

ビタミン不足

ビタミンA、B2、B5、B6、B12が不足する事で症状が起こりやすく特にビタミンB2の

不足が主原因で発症すると考えられています。

ビタミンB2は細胞の成長や再生を促進するビタミンで健康的な皮膚や爪、髪の毛を作り

脂質や糖質の代謝を促進する働きをしています。

ビタミンB2が不足すると脂質や糖質の代謝がスムーズに行われなくなり粘膜を保護する

働きもある為に口角炎や口内炎、目が充血したり角膜炎などの症状も起こします。

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子供が冬に頻繁に症状が出るケース

空気の乾燥から来る皮膚や唇の肌荒れが原因になり唇などを舐める癖が付くと余計に

ひどくなる場合があるようです。

口の端が切れる時の薬

切れた部分に塗る外用薬とカンジダに感染している場合は抗真菌薬、症状が重症な場合は

内服するビタミン薬が必要かも知れません。

軽症の場合はワセリンやリップクリームなどで唇の症状が改善される場合もあるようです。

ただ症状が長く続く場合や市販薬を使用しても改善が見られない場合には医師の診察を

受ける事をおすすめします。

他の感染症や病気の前兆やサインとして口角炎の症状が発生している可能性もあるからです。

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口の端が切れる時の病院は何科?

口角炎の症状は皮膚科や内科、口腔外科などでも受診できます。

症状が長く続く場合は別の原因が考えられるケースもあるようで原因菌の特定などを

含めた様々な検査や治療が行われる場合もあります。

口角炎の原因が免疫力の低下からきている時は患部を清潔に保つ方法や食事の内容や生活

習慣についてなどの指導もあるようです。

治療以外では日常の食事も重要で口角炎を早く治すためにはビタミンB2を多く含む

肉やレバー、アーモンドや納豆、イワシやアジなどの魚も効果的なようです。

食事にも気を使い十分な睡眠を取りながら薬を使用する事で症状は早く改善されます。

まとめ

口角炎はカンジダ菌の増殖やビタミン不足、体調不良などが原因になり易いです。

症状が長引く場合は市販薬だけに頼らず医師の診察を受けた方が良いでしょう。

病院は皮膚科や内科、口腔外科などで受診が可能です。

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