頭のかゆみフケやかさぶたができ冬でも症状が改善しない場合

頭に汗をかいたりして起こる炎症の為のかゆみや頭をかくことによってフケが出るわけでもない。夏場の汗をかいたり蒸すような状態なら仕方ないと思うのだが普通にお風呂で入浴し洗髪もしっかりと行っているのに最近どうも頭がかゆかったりフケも出ているようで気になるし、昔から皮膚がデリケートだったが徐々に乾燥肌になったのでは?とか加齢のせいからなのかと気になっています。

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フケ自体は、頭皮から発生する老廃物で新陳代謝によって角質細胞が剥がれることにより発生する訳でそれ自体は自然なことだと思うのだが濃い色のスーツを着たり多くの人前に立つことの多い人の場合フケ=不潔の公式がふっと脳裏をよぎりつい気になってしまうものです。

頭のかゆみ フケやかさぶたのような症状を伴う

よくかさぶたの正体として最も多いのが脂漏性皮膚炎といわれるが私の場合、顔には全く紅斑やできものはなく皮脂が酸化して臭いがしたりもしていません。

おそらくかゆみがあった時に爪で引っ掻いてしまいその傷がかさぶたになったのかもしれません。

頭皮は皮膚の中でも弱くて傷つきやすいため引っ掻いたり洗髪の時にかゆいからと爪を立ててガシガシ掻いたりするとすぐ傷つきかさぶたが出来たりします。

冬なのに頭にかゆみやフケが止まらない

皮膚病や細菌による炎症でなければ乾性することによるフケなのかも知れません。

どういう事かと言うとズバリ、頭の洗い過ぎかもしれません。

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頭皮から分泌される皮脂が少なかったり(年齢とともに皮脂の分泌量は誰もが減少します)毎日、強力な洗浄力のあるシャンプーで必要以上に洗髪を続ければ当然、頭皮が乾燥し皮膚常在菌の大半が死滅したりして頭皮にもダメージを与えます。

皮膚常在菌は1c㎡当たり数十万から数百万個も生息していて、皮膚と密接に関わりながらバランスを保っています。

特に頭皮には髪の毛があるので他の部分の皮膚よりたくさんの皮膚常在菌が存在しています。

皮膚常在菌は皮脂成分や古くなって剥がれ落ちた皮膚片や汗などを栄養として脂肪酸をつくり、保湿成分の生産や紫外線皮膚透過の抑制、活性酸素を分解する物質を作って雑菌や病原菌の定着や侵入を抑制するバイオフィルムの役割を持っているわけです。

頭のかゆみの対処法

皮膚科の受診が望ましいのですがいろんな条件で困難な場合、洗髪の頻度を毎日から2~3日に1回にしたり、毎日洗髪は行うがシャンプーを使用せずお湯だけで行いシャンプーを使用する洗髪を3回に1回程度にしてみて様子を見ます。

もちろんシャンプーを使用した場合はよくすすぎ、髪にシャンプー剤が残らないように気をつけます。

頭を洗う時のお湯の温度も高すぎると頭皮は軽いやけどのような状態になるので40度程度を目安に洗髪を行うのが良いでしょう。

お風呂からでた後も頭はドライヤー(熱い温度で使ったり近づけ過ぎない)で乾かします。

バスタオル等でゴシゴシするのも避けたほうが良いでしょう。

冬は空気が乾燥するので室内に加湿器を使用するのも効果があります。

シャンプーを薬用や保湿力のある尿素配合シャンプーなどに換えることで効果がある場合もあるようです。

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