喪中はがきとは一般的に年賀欠礼の挨拶のことで、喪中はがきをいただいた方には年賀状を
送らないという風習もあるため先様が年賀状の準備にとりかかる前に、喪中ハガキを発送
できるようにしましょう。
喪中ハガキを出す時期
年賀はがきの引受開始は12月15日頃から12月25日前後なので11月下旬ごろまでに届けば
良いのではないでしょうか。
では喪中はがきが届いた場合どのように対応すればいいのでしょうか?
一般的には喪中はがきをもらった相手に年賀状を出すのは控えますが、
松の内(1月7日)が明けてから寒中見舞いを送りましょう。
最近の傾向としては年賀状自体が携帯電話やメールの普及により減少していて
喪中はがきをいただいたその年の年賀状を送らないということで
終わらせる方も多いようです。
喪中とは、喪に服している期間のことで 家族や親族が、亡くなられた故人の
冥福を祈り、おめでたい行事を避けて、家でつつましく暮らすことを
「喪」と言います。
明治7年に出された太政官布告という法令に忌(忌中)と
服(喪中)の期間をこと細かく定めていましたが現在ではもちろんこうした
法令はすべて撤廃(昭和22年に廃止)されています。
ただ、仏事の慣例としては、現在でも太政官布告が一つの目安にされていて、
父母の死亡に際しては一周忌(一年間)までが喪中とされることが多いようです。
年末ギリギリになって亡くなられた方があった場合はその時期や故人や親族の方の
お考えで喪中はがき出す、出さないに違いが生じても問題ないと思われます。
決まりではなく慣例ですのでそういった場合は悩んだりしなくてよいことだと思います。