牡蠣にあたった時の症状や時間?原因とあたらない為の対処法!

牡蠣にあたるとどんな症状が何時間ぐらい後に起きるのでしょうか?潜伏期間や牡蠣にあたる

原因と当たらない為の対処法について解説していきます。

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牡蠣にあたると出る症状や時間

牡蠣を生食する時期は12月から3月位までの冬の時期が多いのですがこの時期に注意したい

のがノロウイルスです。

原因となる牡蠣を食べてから食中毒の症状が発症するまでの期間は約12時間~72時間程度

と考えられます。牡蠣の味や目で見える変化は無く異臭などもしないのでわかりません。

よく鮮度が良ければ心配ないと考える方もいるようですが鮮度は一切関係ありません。

牡蠣に蓄積されていたノロウイルスが人間の小腸に運ばれて増殖する事で感染性胃腸炎を

発症します。強い吐き気やおう吐、発熱を伴う下痢や腹痛などの症状があります。

ノロウイルスは感染力が強くほんのわずかな量で感染します。

元気な方は何ともない場合もありますが体調にも左右され抵抗力の弱い幼児や高齢者が

感染すると重篤化するケースがあります。

ノロウイルスには効果のある薬などがなく重症の場合は入院して絶食しながらの点滴治療

などが行われます。この間は非常に辛く苦しい症状に耐えることになる訳です。

しかもノロウイルスの場合は第三者に感染する恐れもあり注意が必要です。

牡蠣にあたる原因

ノロウイルス以外に考えられる原因

有害プランクトンの蓄積による貝毒や腸炎ビブリオや大腸菌等の細菌が考えられます。

牡蠣の貝毒

海水の中の有毒なプランクトンが牡蠣の中に蓄えられ毒化した牡蠣を食べる事により

食中毒の症状が出ます。

貝に蓄えられた毒素は加熱しても無毒化することがなく貝の食味にも変化がないため

気づくのが遅れます。

毒性をもつプランクトンは3月から5月頃の水温が上がり始める時期に発生することが

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多く下痢性貝毒、麻痺性貝毒、神経性貝毒などの種類があるようです。

牡蠣の腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオによる食中毒は5時間から24時間後に下痢を伴う激しい腹痛があり吐き気や

嘔吐も見られます。頭痛や発熱、悪寒といった症状が伴う場合もあります。

牡蠣の大腸菌

大腸菌による食中毒は12時間から72時間後に下痢や腹痛、発熱、嘔吐、頭痛などが主な

症状ですが原因食品として特定されるのは稀なケースです。

牡蠣アレルギーの可能性

牡蠣が食物アレルギーになる方がお見えになります。

牡蠣アレルギーは牡蠣がアレルゲンになる食物アレルギーです。

牡蠣を生食したり煮たり焼いたりと調理しても症状が発生します。

皮膚に蕁麻疹などのアレルギー反応や消化器官に下痢や腹痛などの食中毒のような症状を

起こします。重度の場合、オイスターソースなどでも症状が出る場合があるようです。

牡蠣にあたらない為の対処法

基本は生食を避けて加熱する事です。中心温度を85度で1分以上加熱して食べること。

生食する場合は清浄海域や条件付指定海域で育成された事を明記している生食用の牡蠣

買って食べること等です。

貝毒に関しては加熱しても毒性が消えない為に有害プランクトンが発生しやすい3月から

5月を避けるようにするのが良いでしょう。

日本国内で販売されている国内産の牡蠣は様々な面で安全が管理されています。

信用のおけるお店で購入する事により食中毒の可能性を回避する事が出来ると考えます。

まとめ

牡蠣であたると起きる症状としては吐き気や嘔吐、下痢や腹痛、発熱や悪寒等の症状です。

原因となる細菌やウイルスにもよりますが早い場合は貝毒の30分程度から遅い場合でも

48時間程度で症状が現れます。

食中毒を防ぐ為には牡蠣をよく加熱し生食する場合は規定に沿った海域で育成された安心

できる商品を購入する事です。

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