赤ちゃんの布団の選び方と冬におすすめの素材について解説しています。
掛け布団の素材は羽毛やポリエステル等の内でどれを選んだらよいのでしょうか?
赤ちゃんの布団の選び方
赤ちゃんは1日の内生まれてすぐだと約20時間、3ヶ月に入っても15時間前後は眠って
過ごします。
快適に過ごすためにも布団は考えて選びたいですよね?
ただ赤ちゃんは大人と違って新陳代謝が活発なので汗を良くかきます。
冬でも汗をかくため布団が湿気を帯びてカビが発生しやすくなったりミルクの吐き戻しや
おむつの取り換え等で汚れたりする事があります。
清潔さを保つためにお手入れのしやすい布団を選ぶのがポイントです。
赤ちゃんの敷き布団で注意したい点
布団が柔らか過ぎるとうつ伏せ寝になった時に顔が沈み込み窒息の危険性があります。
骨や関節の発達を考える意味でも少し固めの敷き布団を選ぶのがおすすめです。
赤ちゃんは新陳代謝が活発でよく汗をかくため布団に湿気がたまりやすいのですが敷き
布団は洗えない物が多いです。こまめに干して清潔に保つようにして下さい。
赤ちゃんの掛け布団で注意したい点
赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので薄くて軽く保温性があり吸湿発散性が優れた掛け
布団が理想的です。
赤ちゃんの布団の素材
布団の素材は大きく分けて4つ種類、羽毛や羊毛と棉やポリエステルがあります。
羽毛
羽毛は軽くて肌沿いも良く赤ちゃんの体を優しく包んでくれます。
汗を吸収したり体温をキープして一定の温度を越えると熱を発散し同時に湿気も
逃がしてくれます。ポリエステルの布団に比べて蒸れにくいのが特徴です。
羊毛
ウールの特徴は保温性や吸湿発散性に優れている点です。
ウールのみの製品が少なく、ポリエステル繊維と混ぜて掛け布団として利用される事が
多いです。
綿
弾力性、保温性、吸湿性に優れていますが湿気を帯びるとなかなか元に戻らず天日干しが
必要になります。他の素材に比べると重さがあります。
ポリエステル
羽毛の次に軽く手入れがしやすいのが特徴です。以前は羽毛布団と比較すると保温性や
吸湿発散性が劣っていましたが最近では高機能ポリエステル素材も発売されて汗の問題
も解消されるようになってきています。
赤ちゃんの布団を羽毛とポリエステルで比べる
もし赤ちゃんのアレルギーが心配だというお母さんはほこりなどが発生しにくい製品を
選んだ方が後悔しないかも知れません。
軽さと保温性を考えると羽毛布団に軍配が上がりそうですがお手入れの手軽さを考えると
ポリエステルが優れています。
ポリエステルはいざという時に洗濯機で丸洗いが出来てほこりが発生しにくいメリットが
あります。
羽毛布団は大人用としては定番になりつつありますがベビー布団としては使用期間が短く
限られコスト的には高い出費になりがちでアレルギーを心配するお母さんも多いようです。
中にはベビー布団を購入したけどほとんど使用しませんでしたと言うケースもあるよう
なので安価な方が無難かも知れません。
まとめ
赤ちゃんの布団は薄くて軽く体を圧迫しない保温性や吸湿発散性に優れた素材が
おすすめです。
新陳代謝が激しく冬でも就寝時に汗をかくので洗濯機で丸洗いできるものが良いでしょう。