花粉症が本格化する2月に原因となる花粉の種類や症状について解説しています。
花粉症の対策を始める時期についてまとめてみました。
花粉症の2月の原因になる種類
その年によって症状が出始める時期は多少違うものの2月になると花粉症の原因になる
様々な種類の花粉が飛散を始めます。
2月はスギ、ヒノキ、ハンノキ、オオバヤシャブシなどの花粉が飛散します。
花粉症のアレルゲンとして有名なスギ花粉
関西、関東、東北など地方によっても多少のズレはありますがスギ花粉やヒノキの
花粉が飛散を始めます。
スギやヒノキの花粉は飛散する時期が近く通常はスギ花粉が飛び始め少し遅れて
ヒノキ花粉が飛散を開始します。
スギの木は北海道や沖縄にはほぼ存在せず花粉が飛び始める時期も他の地方に比べ
1ヶ月程ずれがあります。
花粉症の症状として2月に起こり易い
スギやヒノキの花粉の症状
くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみの4つが最も多いとされる症状です。
他にも花粉がのどから気管支に入ることで咳が続く場合やのどの腫れや痛みを感じるケース。
肌が荒れたり頭が重い、ボーとする、倦怠感や熱っぽいなど不快な症状を伴う事もあります。
スギ花粉で花粉症の症状が出る人の約70%がヒノキ花粉でも症状が出てヒノキ花粉だけに
反応する人はごくわずかです。
スギの花粉症の方はトマトを食べると口腔アレルギーの症状が出るケースがあります。
ハンノキやオオバヤシャブシの花粉の症状
上記の症状の他に口腔アレルギー等の症状が加わる事があります。
桃やりんご、キウイ、サクランボ、柿などの特定の果物を食べると口の中や唇、舌、のどに
かゆみやむくんだりしびれたりの症状が出る事があります。
花粉症2月からの対策
口腔アレルギーの場合は食べるのを避けたり加熱などの加工をすることで症状が出ない
ケースもあります。
早目の対策が効果的
花粉症の症状が出る前に薬などによる初期療法を開始すると花粉症の発症を遅らせたり
症状を和らげることができます。
抗ヒスタミン薬、舌下免疫療法、点眼薬、鼻噴霧薬、レーザーなどの治療法があります。
花粉が飛び始める時期の2週間位前から薬を使い始めることでシーズン中の症状が
軽くなることが分かっています。
外出時にはマスクやメガネ、帽子などを着用する事により体に花粉が付着するのを
極力避けるようにします。
家に入る前に上着などから花粉を払い落す。
手洗いやうがい、洗顔を習慣にする。
洗濯物の外干しを避けやむを得ない場合は取り込む時に十分に花粉を払い落し
掃除機をかける。
就寝時布団に入る時は入浴するなどして布団に花粉を持ち込まない工夫をする。
十分に睡眠を取りストレスを残さないようにすることが重要です。
まとめ
例年2月頃からスギ花粉やヒノキ花粉が本格的に飛散するようになります。
それ以外ではハンノキやオオバヤシャブシの花粉が飛ぶ時期を迎えます。
薬などで治療する場合には症状が出る前に初期療法を開始する事で症状を軽減
することが出来ます。