シールやステッカーのきれいな剥がし方について解説しています。シールを剥がした後に
残ってしまう接着剤のベタベタを簡単に取り除くコツについてもまとめてみました。
シールのきれいな剥がし方
シールをきれいに剥がすにはシールやステッカーの素材と貼られた場所の材質によって
使う道具を変えた方が良い場合があります。
金属やガラス、タイル部分はシールを剥がし易くするための洗剤や溶剤を使う事ができます
が本など紙製品や家具やフローリングなどの木製の素材に貼られている場合は注意しないと
シールを剥がすために染み込ませた液体がシミになってしまう可能性もあります。
目立たない場所で確認してから行う事をおすすめします。
シールは温める事で剥がれ易くなるのでドライヤーなどの温風で温めてから剥がすと
剥がれ易くなる訳です。
剥がしにくい場合は台所にある中性洗剤をシールの上に含ませて柔らかくしてからプラス
チックの定規やスクレイパーのようなものでこそぎ落します。
中性洗剤を含ませてからサランラップ等で表面を覆いしばらく放置すると更に落し易く
なります。
お酢は洗剤の代わりに使用することが出来て効果も高いです。
酢に含まれる酸が粘着剤を溶かしてシールを剥がれ易くしてくれるようです。
ハンドクリームをシールの上から塗ってしばらく置いてから剥がしてもきれいに剥がす
事が出来ます。
フィルム製のシールやステッカー
ドライヤーを使っても剥がしにくい場合にはオイルライターのオイルやエタノール、
ベンジン、除光液をシールの上に染み込ませてからラップで覆いしばらく放置します。
最近は専用のシール剥がし液がホームセンターや100均でも販売されています。
洗剤やお酢で剥がれにくい接着剤にはエタノールやベンジンなどの強めの溶剤で剥がす
方法が有効です。
どこか1ヶ所がめくれたらゆっくり剥がすときれいに剥がせる場合が多いです。
本や紙などに貼ったシールを剥がす方法の動画です。
シールの剥がし方のコツ
シールを温めると貼ってある場所に関係なく剥がれ易くなります。
ドライヤーなどを使って貼ってあるシールを温風で温めます。
シールから20センチ程度離して30秒から1分温風を吹き付けながら剥がしていきます。
シールの貼ってある場所が熱に弱いビニール素材以外は温める事により接着剤が浮き上がり
剥がれ易くなります
木で出来た製品は剥がす時に硬い金属などで擦ったりすると傷になるので注意します。
慌てずにゆっくりと作業を行いハンドクリームやエタノール、ベンジンや除光液などの
溶剤を使う場合、染み込む素材には使用した時に跡が残らないか目立たない場所で
試してから行います。
シールの跡のベタベタの剥がし方
メラミンスポンジや消しゴムを使ってベタベタした粘りをこすって落とします。
ベタベタの粘着剤が広がるだけで落ちない場合はハンドクリームを手やティッシュペーパー
でベタベタする部分に塗り付けて暫くしてから拭き取ります。
プラスチック部分に使うと表面が変質する可能性がありますがクレCRC5-56を使用しても
同様の効果が得られます。
まとめ
貼り付けられたシールは温める事で剥がれ易くなります。
ドライヤーだけで剥がれない時は洗剤や酢に浸してから剥がします。
オイルライターのオイルやエタノール、ベンジン、除光液などの溶剤を使うとより強力に
貼り付いたシールを剥がす事が出来ます。