クリスマスシーズンにポインセチアを購入したりプレゼントされる事があると思います。
冬に出回るので寒さに強い植物に勘違いされやすいポインセチアが元気がなくぐったりして
枯れてきたと感じる場合の対処の仕方と長持ちさせる方法について解説しています。
ポインセチアの元気がない原因
原産国がメキシコでクリスマスシーズンによく見かけるようになる植物ですが実は寒さが
とても苦手な植物です。
温度が低い場所や冷たい外気に当たるところに置くのは避けてください。
暖かい部屋で15~20度の室温が快適のようです。
窓辺のよく日光が当たる屋内の環境に置いてあげて下さい。
夜間もできたら10度以下にならない環境がベストです。
窓辺から部屋の中央付近に移動し低い温度にならない工夫が必要です。
エアコンの風などが直接当たるような環境も避けてあげて下さい。
ポインセチアを弱らせてしまう原因のほとんどは水のやりすぎと室温が低い事が理由
になります。
ポインセチアの育て方と手入れを説明した動画です。
ポインセチアが枯れてきたりする原因
温度が低すぎると葉先が黒くなって枯れたりします。枯れた葉は取り除くようにします。
葉が黄色に変色して落葉するのは日照不足や温度が低い時、水が不足している等の理由が
考えられます。
水やりは土の表面が乾いてから与えるようにします。
水のやり過ぎは根腐れを起こしカビなどの原因にもなります。
ポインセチアの植え替えの時期
ポインセチアを長持ちさせるには越冬させてから春(4月下旬から5月)になって植え替えと
剪定をしてあげるのが良いです。
葉っぱが全て落ちてしまっても枝が緑色ならちゃんと生きています。
剪定した枝は挿し木にすると簡単に増やすことが出来ます。
冬の間は休眠期にあたるので肥料などはあげなくても良いですが植え替えが終わって落ち
着いた頃に肥料を与えるようにします。
暖かい気温になったら野外においても大丈夫になります。
越冬して暖かくなると葉っぱの裏に白い虫(コナジラミ)が繁殖することがあります。
殺虫剤などを散布して対処する必要があります。
クリスマスに再び赤い色を楽しむ為には短日処理が必要になります。
10月中旬位になったら再び室内で管理し夕方5時から翌朝8時くらいを目安に段ボールや
バケツなどで遮光します。
苞が赤くきれいに色づくためには毎日12時間以上、光にあてず真っ暗にする必要があります。
期間的には40日から50日必要で葉の色が完全に変わるまで行うのが確実です。
猫や犬などのペットを飼育している方はポインセチアには食べると毒性があるので食べない
しないように注意して下さい。
まとめ
ポインセチアは低温に弱く室内でも10度以上の環境がベストです。
枯れたり弱ったり原因のほとんどは水のやり過ぎと低温度です。
上手く育てると翌年もクリスマスに楽しむことが出来ます。