朝起床した時に喉がカラカラに渇いて痛みがあったり水分が全くなくて呼吸がしにくいと
感じる場合があります。季節に関係なく喉が渇くからと言って夜中に目が覚める訳でも
ありません。何か病気の前兆なのかと不安に感じて調べてみました。
起床時に喉がカラカラに渇く
毎日起こる訳ではなく夏だけとか冬のみといったように季節も限定的ではありません。
ここ1年位前から時々起きる症状です。起きると喉がまるでミイラと化したようにカラカラ
に渇き痛みを感じ水分を補給すると次第に治まります。
多量の水を飲みたい訳ではなく少し飲めばのどの渇きは和らぎます。
年齢的にも50代に差しかかり3年程で体重も10キロ以上増えいわゆるメタボが原因なのかも。
身長175センチで体重は78キロに達しています。調べてみると様々な原因や症状を見つける
事ができてその中でも気になったのが糖尿病です。
ただ起きている時に水など水分補給は割とする方ですが喉が渇いて仕方がないと言う程では
なく夜中に喉が渇いて目を覚ますこともほとんどないので口呼吸が原因なのかも知れないと
思いました。いびきもかくと指摘された事もあります。
喉の渇きは口呼吸が原因?
調べてみると私たちの鼻は外から取り入れる空気を加湿や清浄する機能があり鼻の中は
たくさんのひだや空洞を持っていて鼻を覆う粘膜を広げると畳1畳分の広さがある程です。
鼻から吸い込んだ空気は肺に送られますが肺は大変デリケートな臓器で冷たい空気が突然
入ったりすると驚いて痙攣したりします。
鼻の粘膜にはたくさんの血管があり大量に血液が流れていて吸った空気を暖めたり加湿
してくれています。
冬の寒い時期には鼻から吸う外気温はマイナスになったり湿度も10%をきったりする
場合もあり鼻は肺が痙攣して喘息を起こし息苦しくならないように湿度や温度を調節し
空気に含まれるチリや細菌、花粉などの異物を80%ほどに取り除いてくれています。
ところが口を開けて寝ると口の中の水分が奪われ口の中が乾燥してしまうのです。
眠ると頭と心臓がほぼ同じような高さになり頭部の血液が心臓に戻りにくくなります。
停滞した血液によって静脈も膨らみがちになり鼻の粘膜が腫れてきて鼻づまりを起こし
やすくなる。
起きている状態より寝ている時の方が鼻が詰まりやすいのはこの為です。
鼻が詰まると鼻呼吸が困難になり口を開けて寝てしまいます。
また高齢になると唾液の分泌が若い頃に比べて少なくなり口が渇き易くなります。
枕の高さがあっていない?
自分に合わない枕はは気道を圧迫し睡眠の妨げやいびきの原因になったりします。
肥満の方は痩せる努力をする?
首回りに脂肪がつくと気道を圧迫して口呼吸になりいびきをかく事があります。
就寝時に口呼吸が続くと無呼吸症候群に発展したりいびきの原因やウイルスや細菌を吸い
込んで風邪にかかり易くなったり口臭の原因にもなるようです。
鼻に持病などがあると口呼吸になり易いので耳鼻咽喉科で診察を受ける方法もあります。
喉の渇きとアルコール?
アルコール自体に利尿作用があるしアルコールを分解するのにも多量の水分が必要です。
お酒を飲むと血管が拡張して発汗もするので更に水分が必要になります。
お茶やコーヒーにも利尿作用があります。
まとめ
起きた時に喉が渇くのは口呼吸が原因のケースがあります。
いびきや口臭の原因になったり無呼吸症候群に発展するケースもある。
鼻に持病などがあると口呼吸になり易いので耳鼻咽喉科で診察を受ける方法もあります。