赤ちゃんが寝る時の服装についてアドバイスしています。これから寒くなり冬を迎えますが
赤ちゃんが寝冷えして風邪を引かないように寝る時の服装や手が冷たい時は暖房が必要なのか
について解説しています。
冬に赤ちゃんが寝る時の服装
秋から冬へと季節が移り変わると気温もグッと下がり朝夕の冷え込みも厳しくなって来ます。
大切な赤ちゃんが風邪など引いたりしないようにとつい厚着にしたりすることも多いのでは
ないでしょうか?
乳児は新陳代謝がとても活発で大人の倍以上の汗をかくと言われています。
冬でも暖房を少し使用するだけで汗をかいたりして冬に汗疹が出来たりする赤ちゃんも
多いようです。
赤ちゃんは寒さよりも暑さに弱い!
赤ちゃんは寒いと身を縮めて激しく泣くことでお母さんに自身の危険を知らせます。
手足はとても冷たいような場合でも体や背中などを触ってみて暖かいようであれば赤ちゃん
にとっては快適な状態なのです。
では寒い冬に赤ちゃんにどのくらい服を着せると良いのでしょう?
着せてあげる服の目安
生後2ヶ月頃まで新生児は体温調節機能が未熟で周りの温度の影響をとても受けやすいです。
成長するに従い、体温調機能が徐々に発達してくるのは生後3ヶ月から4ヶ月以降です。
生後2ヶ月頃までは大人と同じ位の服装で生後3~4ヶ月以降は大人より1枚少ない程度が
快適なようです。
着替えの時に汗をかいていないか等チェックして着せる服を調整してあげて下さい。
赤ちゃんが冬に寝る時に手冷たい
寝ている時は冬でも手をあげてバンザイしているようなポーズで布団から手を出している
ことも多いと思います。
お母さんが風邪を引いたりしないかと心配で布団の中に手を入れてあげたり夜中に頻繁に
目覚めたりするのは寒さのせいではないのかと思ったりするようですがそうではありません。
赤ちゃんは手足から放熱して体温調節をしていて汗をかく機能が大人と比べて未熟で
体温調節が苦手なのです。
全身に布団がかかると暑くなり寒いのではないかと厚着をさせたり室温が高いなどの状態
になると体に熱が溜まり過ぎてしまいます。
その熱を体の外に放熱できずにいると体が高温状態になるうつ熱になってしまいます。
実はそれを防ぐため寒い冬でもバンザイポーズで手を布団から出して指先から放熱して
体温を調節しているのです。
手足が冷たくても背中や体がポカポカ温かければ心配ありません。
赤ちゃんが寝る時の冬の暖房について
赤ちゃんにとって冬の最適な室内温度は20~23℃、湿度は50~60%です。
大人だと少し寒いかなと感じる位の温度です。
加湿器があると風邪なども防げそうで安心です。
気温が低くなる地方にお住いの場合、就寝時に安全なのはエアコンだと思います。
石油ファンヒーター等は乾燥や換気の問題も出てきます。
そこまで気温が低くならない地域にお住いの場合は明け方に暖房がかかるようにタイマー
などを使用しては如何でしょうか?
眠る時はポカポカで掛け布団や毛布を跳ねのけたりしても部屋の気温が一番下がってくる
のは明け方4時から6時の時間帯です。
赤ちゃんは自分で布団をきたりできないのでお母さんが注意してあげるしかありません。
布団をかけてもすぐ脱いでしまって心配な時はキルト素材のスリーパーやカバーオール、
腹巻等が重宝します。
まとめ
赤ちゃんの冬の着せ過ぎには注意しましょう。
手足が冷たくても体が温かければ大丈夫です。
暖房を使用する時は乾燥に注意しましょう。