節分の恵方巻き方角の決め方とは?いつ食べるか決まりはあるの?

節分の日に食べる恵方巻きって私が子供の頃にはなかったと記憶しています。

関西で寿司のまるかぶりってのがあるという話を20代の頃聞いたことがある位で節分

といえばもっぱら豆まきでした。

豆まきした後の掃除が大変とかでだんだん恵方巻きにかわっていくのでしょうか?

少し残念な気もします。

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節分の恵方巻きの いわれや由来とは

節分とは季節を分ける意味であり春夏秋冬の四季すべての始まりは暦の上では節分です。

もちろん1年に4回、それぞれの季節の始まり立春・立夏・立秋・立冬の前の日が

節分の日となります。

立春の前日である2月3日の節分の日、日本では昔は立春が一年の始まりとされていました。

季節の変わり目には邪気(鬼)が出ると考えられていて、邪気を追い払う儀式として、

文武天皇の慶雲3年に宮中行事として行われるようになったそうです。

当時は穀物や果実には「邪気を払う霊力」があるとされていて、豆だけではなく

お米や麦などもまいていたそうです。

豆まきに使う豆は炒った大豆で火で炒られ邪気を払った豆は福豆と呼ばれ、子供の頃は

豆まきした後の豆を年の数だけ食べると良いことがある、健康でいられると教わった

ものでした。

恵方巻きが流行りだしたのは今から15年ほど前でコンビニのセブンイレブンがお店で

販売するようになったのがきっかけらしいのですが当時、私が住む岐阜ではセブンイレブンは

まだなかったため岐阜での恵方巻きの流行はその少しあとではないかと記憶しています。

その年の恵方を向いてだまって食べるなど取り決めもあった為もっともらしく信じたのを

今も覚えています。

恵方巻きの太巻きには7種類の具材を使うとされていて7という数字は七福神に関係した

縁起物とされてきましたが節分に恵方巻きを食べるのは日本全国に昔からある風習では

無かったようです。

節分の恵方巻き食べる方角の決め方とは

恵方巻きを食べる時に向く縁起の良い方角を、恵方と言います。

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恵方とは歳徳神がいらっしゃる方角で歳徳神とはその年の福徳を司る神様のことです。

その年の神様がいらっしゃる方位に向かって黙ったまま願い事をしながら食べるのが

恵方巻きのルールだそうです。

ちなみに2015年の恵方巻の恵方は西南西微西 、西南西のやや西向きということに

なります。

毎年今年の恵方は…などといわれていますが以前から偏りがあるのではと思っていました。

お気づきの方もお見えになるかも知れません。

調べたところどうも恵方と呼ばれる方角は4つしか無いようなのです。

4つの恵方の方角とは

甲の方角で東北東より少し東です。

庚の方角で西南西より少し西です。

丙の方角で南南東より少し南です。

壬の方角で北北西より少し北です。

その年の恵方は西暦の一番最後の数字で決まっているようで

4、9 は東北東微東
5、0 は西南西微西
6、1 は南南東微南
7、2 は北北西微北
8、3 は南南東微南 となります。

ですので例えば西暦2015年の恵方は西南西微西になる訳です。

恵方は、その年の干支の十干で決まっていて初詣の恵方詣りにも使えます。

恵方詣りとは自宅から見て、恵方の方角の神社に初詣をすることです。

節分の恵方巻きはいつ食べる?時間は関係するの?

節分の日に食べる以外時間的な取り決めはないようです。

包丁等で切り分けたりせずに恵方を向いて無言で神様に願い事をしながら食べるのみです。

毎年恵方巻きを楽しくいただいておりますが食べにくいのが難点なのと前日まで売っている

お値段の安い太巻きがいっせいに売り場から消える事態にうーん御利益うすいかもと思う

のは私だけでしょうか?

イワシ入りや焼き納豆とか入った太巻きが将来、販売されるかも知れませんね。

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