テフロンのフライパンが焦げ付くようになるとつい焦げ付かないのがテフロンじゃないの?
あぁもう寿命なのかなと思ったりしませんか?
テフロンのフライパンは使い方や洗い方で寿命が大きく変わります。
テフロンのフライパンが焦げ付く
テフロン加工してあるフライパンも使い方を誤ると実は買ってすぐ焦げ付くようになったり
してしまうんです。
スーパーやホームセンターなどで割と安価な金額で購入できるテフロンなのですがそもそも
テフロンのフライパンってどういう構造になっているか知ってましたか?
女性が片手でも簡単に調理ができるように軽いアルミ製のフライパンが多くその表面に
フッ素樹脂でフッ素加工がしてあるものがほとんどです。
テフロンじゃないの?
デュポン㈱という会社が有名で商標名が一般化してみんながそのように覚えてしまった
為でテフロンというのもフッ素樹脂加工の総称なのです。
例えば切り傷やすり傷したときに貼るバンドエイド、これも商品名で総称名で言うと
ガーゼ付絆創膏になる訳です。
焦げ付いたときはどうすればいいの?
水を入れて沸騰させ柔らかい布やスポンジで軽くこすって落します。
落ちにくい場合には重曹を入れて水を沸騰させたり酢や玉ねぎの茶色い皮の部分を
使うのも効果があるようです。
洗った後に直射日光で天日に干すと効果的な場合もあります。
以上の事を行っても焦げ付きが落ちない場合はテフロンが劣化していたり傷が付いて
剥がれているケースが多いです。
一度傷ついたり劣化してしまったテフロン加工を復活させるには再加工をするしか
方法はないようです。
テフロンのフライパンの使い方
焦げないはずのテフロン加工がなぜ焦げ付くのか、焦げ付きの原因
空焚き
割と多いのがこれです。実はテフロン加工の耐熱温度は 約260℃前後といわれ260℃を
超えるくらいから徐々に劣化し400℃以上になると分解して剥がれてその効果を
失ってしまいます。
フライパンを火にかけたのをうっかり忘れて空焚きしてしまうと5分程で370℃に達し
ほっておくと更に温度が上昇して有毒ガスを発生します。
この有毒ガスを吸い込んで小鳥などが死んだという報告例もあります。
空焚きしてテフロンが分解すると元に戻らなくなります。
金属製のナイフやフォーク、フライ返しなども使う場合は注意が必要です。
使用後熱い状態で水に浸ける
調理中にワインや日本酒などを振りかける料理もあるので問題ないのかと思っていましたが
取扱い方法としてはあまり良くないようなのです。
テフロンのフライパンの洗い方
金属たわしやナイロンのスポンジの硬い方にクレンザー等を付けてゴシゴシこすると
テフロンに傷が付き寿命を縮めることになります。
テフロンのフライパンの寿命
通常は使用を始めてからから2年前後で寿命が来てしまうフライパンが多いようです。
うまく使って3,4年何ともない方も見えるようですが個人的な意見を言わせてもらうなら
調理器具として使用しある程度の期間、使用したらいずれ交換時期が来る消耗品として
考えるのが良いかと思います。
価格も1000円から3000円程度で手軽に購入できる金額です。
器具として愛着を感じたり長持ちして欲しいのであれば鉄のフライパンがおすすめです。
まとめ
焦げ付かないと言われるテフロン加工のフライパンですが使い方やお手入れの仕方を
間違えると焦げ付いたりします。
寿命としては通常使用で2年前後と言われています。
あまり神経質にならず消耗品として使用するのがおすすめです。