お祭りや縁日で見かける金魚すくいのコツやすくい方のポイントを動画を使って解説して
います。現在では競技として金魚すくいを行う大会などもあるようです。
金魚すくいの網の名前
ポイと呼ばれていてプラスチック製の円形で柄がついたものに和紙が貼られています。
メーカーや強度にも種類があって4号から7号まで数字が小さい程すくう為の強度が強い
です。競技用のポイは5号を使用するのですが縁日やお祭りでは特に決まっていなくて店
の方の都合によって使い分けがされているようです。
金魚すくいにモナカを使用する場合もあります。ウエハースというかアイスクリームのコーン
に使用される素材で針金や洗濯バサミなどで固定されています。
金魚すくいのコツはポイ
金魚すくいのコツやポイントは金魚をすくう網、ポイの扱い方により大きく差が出てきます。
1.ポイの表裏に気をつけること。
ポイには表と裏が存在し表ですくわないと破れやすいという特徴があります。
ポイの表裏の見分け方はプラスチックの円形の部分で紙が貼りつけてある方が表になります。
まずこれを覚えて間違えないようにするだけでかなり差が出ます。詳しくは動画で解説。
2.ポイは全体を水で濡らしたほうが良い。
実際に金魚すくいをお祭りでやっているのを見るとわかると思うのですが紙が破れるのを
恐れるためか水に半分位しかポイをつけずに金魚をすくう人が多いです。
実はこれだと紙の貼ってある場所によって強度や抵抗が変わりかえって破れやすいのです。
3.ポイの水中での動かし方
出来る限り紙に負担をかけないようにポイは斜め45度位の角度で水に入れ、水中で動かす
場合も抵抗を少なくするために水面と平行に移動させ金魚をすくったら再び斜め45度位の
角度で引き出すこと。
金魚のすくい方のコツやポイの扱い方を解説した動画です。
金魚すくいのすくい方
1.まず方針を立てる。
数をすくうのか欲しい金魚をゲットするのかをあらかじめ決めておく。
でかいのを狙い過ぎると悲しい結末になることが多く水面でパクパクしだした小さな金魚だと
連れて帰った時に少し不安を覚えたりします。
でかい金魚や鯉を入れてある場合どうしても気になるものですが「紙破り」と呼ばれる
金魚すくいの罠です。
2.金魚の種類によってすくう難易度が変わる。
通常の金魚すくいでは「小赤」と呼ばれるまっすぐな形のスタンダードな金魚と出目金、
和金、流金といった丸い形の金魚が入れられている場合が多く丸い金魚の方が動きが遅く
狙いやすい。
3.金魚をポイで追い掛け回さないこと。
金魚に狙いをつけたらポイに抵抗をかけないように金魚の頭の方からポイを差し込んで
すくいます。
頭からすくうのは金魚は水中で進むときバックが出来ないのとポイが破れやすいのは金魚の
尾びれの攻撃によることが多いためです。
4.金魚をすくうポイは出来れば子供や女性に買わせる。
最近は少なくなってきたのですが祭りや縁日のテキ屋さんは百戦錬磨の強者も多くすくう相手
によって渡すポイが違う場合もありえる。
あちらもご商売なのですくうのが下手そうな女、子供にはやはり破れにくいポイを渡し、
数すくいそうな相手には破れやすいポイを渡す場合もあるとか…。
金魚すくいのすくい方の達人技の動画です。
金魚すくいのモナカのコツは出来る限り水に濡らさず1回でも水につけたらふやけて強度が
落ちていくので時間との勝負になります。
金魚すくいが上手い人と下手な人の差が出にくく数をすくうのがかなり難しいです。
まとめ
お祭りや縁日など夏の風物詩としても思い出に残る金魚すくいは競技になるほど奥も深く
上手くすくえるようになるには経験も必要です。
すくった金魚を小さな袋に入れたままお祭りで連れ回したりすると金魚が弱ってしまうので
金魚すくいをやるのは帰り間際にするのが良いかも知れません。
子供の頃に金魚すくいですくえた金魚を喜んで持ち帰り懸命にお世話するのに死なせて
しまって悲しい思いをしたこともあります。
弱った金魚を元気にする方法などもありますのでご紹介したいと思っています。