お正月も普段と同じ生活習慣の方は悩まないと思うのですがお勤めの方は会社が年末年始の休暇に入り通勤や移動のためのカロリー消費がなくなります。
家族で実家に帰省したりすれば普段の家事で消費される分も消費されません。
親戚の方やお友達が集まりお正月だからとついご馳走をいつもより多く食べたりするだけで影響は大きく出ます。
正月太り?そもそもなぜ太るのか?
アラサーアラフォー女子に限らず太る原因は、よく聞かれるように摂取カロリーが消費カロリーよりも多い生活を習慣にしていることによります。
このバランスが崩れる理由は人それぞれで、食べ過ぎによって摂取エネルギーが過多になる女性もいれば、基礎代謝が小さくなったり運動不足によって摂取エネルギーが相対的に多くなってしまう女性もいます。
基礎代謝量(筋肉量)が少なく、日常の消費カロリーが摂取カロリーより少ない場合太る可能性が高くなる訳です。
食品の中でも炭水化物を摂取すると血糖値(血中のブドウ糖濃度)が上昇します。
上がった血糖値を抑えるためにインスリンというホルモンが放出されます。
脂肪細胞はインスリンに反応して体に蓄えられている脂肪が分解されてエネルギーとして使われにくくなるだけでなく増加します。
炭水化物を食べてインスリン濃度が上昇した状態が長く続くと体重が増加しやすい状態になる訳です。
血液中の余分な糖分は、「グリコーゲン」として肝臓と筋肉に貯蔵されます。
肝臓や筋肉で貯蔵できない量は「体脂肪」として脂肪組織に蓄積されます。
つまり、主食などで糖質をたくさん含む食事をすると、糖質が消化吸収されてブドウ糖になり、血糖値が上昇します。
血糖値が上がりインスリンが分泌されるたびに、余った糖分が体脂肪としてどんどん蓄積されるのです。
脂肪組織に蓄えられる中性脂肪も糖質の過剰摂取をしていない体内では、インシュリンがそれほど多く分泌されないので、血糖値が低くなると血糖値を維持するために、脂肪をエネルギーとして、タンパク質からブドウ糖を作り出すために消費されます。
簡単に説明するとこのバランスが崩れると痩せたり太ったりが起こる訳です。
体が太るやすくなる原因とは
(敵を知り己を知れば百戦危うからず)
・きちんと噛んで食べていますか?
若い世代ほどこの傾向が多いですが30代40代でも普段から家事や子育て、仕事などの都合でゆっくりと食事がとれない方は増えているのではないでしょうか?
脳が食事することによって満腹感を感じての信号を伝達するのに15分~20分はかかるので、早食いは満腹感を感じる直前まで余計に食べてしまいます。
・忙しく疲労感があると味付けが濃くなる
体が塩分を摂り過ぎると血中の塩分濃度を薄めようとして、体が水分をためこみ、むくみの原因になります。
女性によくある足のむくみは、水分が重力によって足元に溜まる現象でこれが足元を冷やし、
体がこれに反応して脚が冷えないようにするために脂肪がつきやすくなります。
体脂肪の働きの一つは断熱です。塩分の多い食事が長く続くと腎臓に負担がかかり、むくみやすくなり、太りやすい体になる可能性があります。
・寒いしトイレに何回も行きたくなるからと水分を控えてないですか?
「水分を取るとむくむ」 と思われている方も多いようですが全く逆で水分を取らない方がむくみの原因になり易いです。
水分を取らないと体内の老廃物が体の中に溜まって、排出されないまま残り老廃物が脂肪に変化して、「悪玉脂肪細胞のセルライト」 になるそうです。
正月太りを解消するダイエット法
・食べないダイエットは成功しにくい
食事の量を減らしたり運動量を多くすれば解決できるほど簡単なら誰も苦労しない。
極端な食事制限をすると、体が飢餓状態になります。そうなると、体内に蓄えられている脂肪をできるだけ消費しないように、体が防衛をはじめます。
つまり食べていないにも関わらず、脂肪が燃焼されなくなるわけですね。
これが食事制限のダイエット法では、思ったように痩せれない理由の一つです。
自宅や通勤途中でも簡単にできる凹凸ダイエットがおすすめ!
1.呼吸とは関係なくおなかを引き付けるイメージで腹筋に力を入れ1~2秒かけてお腹をへこませる。
2.腹筋に力を入れたまま、1~2秒かけてゆっくりとお腹を出す。
※お腹をへこませた反動で脱力しておなかを出すと腹筋が使われないので力を入れて出し入れするのがコツ。
最初は手を添えてやるとやりやすいかも。仕事中、通勤中、買い物中、入浴中いつでも簡単にできます。
腹筋を動かすので腸が刺激され便秘の改善効果や猫背ではお腹凹凸ダイエットはできないので姿勢が良くなり背中や体幹部の筋肉にも作用するので腰痛改善にもつながります。