初盆のお供えはいつからが良いか?お盆に事情があってお参りすることが出来ない方も
あることと思います。
地域や宗派によっても異なると言われる初盆のお供えの金額や相場、子供や孫の場合
どうしたら良いかまとめてみました。
初盆のお供えはいつから?
初盆とは亡くなった方がみえて初めて迎えるお盆の事で地域や宗派によっても違う
ようですが故人の四十九日の法要を超えて初のお盆になります。
8月にお盆を行う地域で7月に故人が他界された場合など四十九日の法要をまだ済ませて
いない場合には翌年のお盆が初盆になります。
仏教の教えによると故人の霊は亡くなった日から7週間(四十九日間)まではこの世と
あの世をさまよっているとされています。
この期間は、死から新しい生へと生まれ変わる輪廻の準備をしている期間だと言われて
います。
遺族が個人の冥福をお祈りすることによって、亡くなった人は、初めて無事に極楽浄土に
行くことが出来る(浄土真宗を除く)とされています。
昔は初盆には故人と付き合いの深かった遺族以外にも法要の案内を出したそうですが
現在ではそうしたことも少なくなってきています。
ご親族、身内であっても初盆に顔出しできない場合にはお供えだけでも届けておきたいと
思うことでしょう。
お供え物は初盆8月13日から16日の場合お盆が始まる日の1週間位前までには届く
ようにしたいものです。
自身で初盆に「お盆の期間」伺うことが出来れば持参すれば良いのですが何かの都合で
初盆に伺うことが出来なければ業者などを利用して初盆に間に合うように届くように
したいものです。
初盆のお供えの金額で子供の場合
地域や習慣によってかなり違うのが実情ですが子供として初盆を迎える場合は実際の
両親か義理の親のケースなのでわからない場合は配偶者を通じてそれとなく尋ねて
みるのが一番良いような気もします。
本家が初盆を迎える場合、集まる子供のお供えは一般的に1万円から3万円位です。
仏壇にお供えするお菓子や故人が好きだった食べ物、お線香を別に用意してお供え
することもあります。
初盆の法要などをお寺さんをお呼びして行い会食がある場合などはお供えの金額も少し
多めの方が良いでしょう。
地域によっては初盆の提灯も親族や子供からお供えする地域もあります。
核家族化が進み初盆に集まる親族の人数も少人数化する昨今では実の子供に気を使って
何もいらないからと遠慮する親も多いと聞きます。
初盆のお供えの金額で孫の場合
平均寿命が長くなった現代では孫が社会人になってから祖父母の初盆を迎えるケースが
多いと思います。
この場合、通常5000円から1万円お包みするのが妥当かと思います。
また孫として学生の場合に初盆の法要にお参りさせてもらったり仏壇にお参りするなど参加
させてもらう場合も香典は必要ないとされます。
まとめ
初盆の時期は地域や宗派によって違いますが13日から行われることが多いので参加
出来ない場合は1週間くらい前に届くように手続きしたいものです。
子供の場合のお供えと香典を用意されるケースが多く金額的には1万円から3万円、
親戚や子供が盆提灯を用意する地域もあります。
初盆は孫の場合、学生であればお供えや心遣いは必要ないとされ、社会人として
独立しているのであれば5000円から1万円のお供えが一般的とされます。