妊婦さんの陰部のかゆみの原因と対処法!市販薬では治らない?

妊婦さんによくある全身や陰部のかゆみの原因や対処法を集めました。

痒くて寝れないような場合でも胎児のことが心配で我慢したり病院での症状の説明が

恥ずかしいからと市販薬で対処しようとすると一時的には良くてもかゆみが悪化する

場合もあるようです。

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妊婦の陰部かゆみの原因

妊娠中はホルモンバランスの変化や胎児が成長する過程で肝臓や胆嚢などを圧迫して

臓器に負担がかかり皮膚に様々なトラブルをおこすことがあります。

妊娠性掻痒症、妊娠性痒疹、妊娠性疱疹といったものや元々、アトピーなどの

アレルギーをもっていたり乾燥肌の場合に強く症状が出ることがあるようです。

妊娠して中期以降に入り始めると蒸れたり汗をかいたりするだけの何でもない

ような事でもかゆみが出たりします。

陰部のかゆみの原因もいくつも原因は考えられます。

・おりものの量が増えてデリケートになっている肌が炎症をおこす。

・ホルモンバランスなどによって膣内のPHが崩れ普通なら増殖しない菌

「ウイルス」が増えてかゆくなる場合。

・普段はなんともない下着やおりものシートなどが接触してかゆみが出るケース。

大腸菌やブドウ球菌が原因の感染性外陰炎、膣カンジダ、トリコモナス原虫による

トリコモナス膣炎等の細菌性の感染症もかゆみを伴います。

血糖値が上がったりしている状態でも妊娠中は体中がかゆくなり寝れないとか

集中できない、掻きむしって傷になり傷になったところがまたかゆくなるなどを

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繰り返すこともあるようです。

妊婦の陰部の痒み対策

特に膣カンジダの場合には強いかゆみや場合によっては痛みを感じることもあるようです。

かゆみがあるのでと市販のかゆみ止めなどで対処を続けても一時的にかゆみを

抑えるだけで治らず症状を悪化させてしまうケースもある。

かぶれたりしたことによる痒みであれば市販の薬でも良いのですが細菌性の痒みの場合

何が原因なのかを特定し有効な治療をしないとかゆみは治りません。

まずおりものなどを調べて培養検査を行い確定診断をして原因を特定します。

膣カンジタの場合は皮膚のかゆみを止める薬と抗真菌薬の2種類で治療することが

ほとんどで膣を洗浄し膣錠を入れます。

膣錠は一週間ほど効果が持続するものもあるため何度も通院することはないようです。

費用も1000円程度のことが多いようです。

妊婦の陰部のかゆみに市販薬は?

病院で治療を行う場合でも確定診断をしてから抗真菌薬を処方します。

妊娠中は塗り薬や膣錠であっても大丈夫なのか不安を取り除くためにも

医師の診察を受けてからの方が良いような気がします。

市販薬であってもよく効く効果の高い薬はたくさんありますが病状が合わなくて

症状が悪化しては意味がありません。

市販の膣錠は小林製薬のフェミニーナ、大正製薬のメディトリート、ロート製薬の

メンソレータムフレディ―CC、かゆみ止めのデリケートな部分にはデリケアなどが

メジャーだと思います。

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