高齢者の熱中症を予防する水分補給のタイミングと飲み物の種類

気温が高く暑さが増してくると良く耳にする熱中症ですが高齢者や幼児には注意が

必要で特に人は高齢になると暑さそのものを感じにくくなってしまいます。

勿体ないからとエアコンを使わずに我慢したりすることもあるので周りの人が気にかけて

あげることが必要です。

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一緒に過ごすことが出来ない場合には視覚で暑さを確認しやすいように良く見えるところに

温度計などを設置して本人にも気温や湿度が目視できる環境にしてあげましょう。

この時、目安になるのは室温28度、湿度は70%以下になります。

熱中症を予防する水分補給のタイミング

通常であればのどが渇いたと感じた時に水分補給をすれば良いのではと思いがちですが

高齢者の方にはのどが渇く前にこまめな水分補給が理想的です。

汗などをかいていなくても1日あたり1リットルから1.5リットルの水分補給が必要です。

水分の流失が多い場合には更にプラスしたほうが良いケースもあります。

一般的に、人は1日約2.5ℓの水分を体内から失うとされ意識して水分をとる

必要があります。

(尿として約1500ml、呼気や皮膚から約900ml、便約100mlの水分が流失)

冷蔵庫などで冷やし過ぎた水より5度から15度位の水温が一番、体に吸収が早く

クールダウンされやすい温度です。

高齢の方の場合、冷やし過ぎた水を一度にたくさん飲むと胃にかかる負担も大きく

食欲不振などの原因になったりします。

熱中症に効果のある飲み物の種類

市販のスポーツ飲料「アイソトニック飲料」で厚生労働省では、「熱中症対策」として

ナトリウム濃度が、少なくとも飲料100mlあたり40~80mg含有する

清涼飲料水を推奨しています。

牛乳にはアルブミンというたんぱく質が含まれていて血管内に水分を引き込んで、

血液を増やす作用があるため熱中症予防に効果があるとされています。

牛乳が苦手な場合には飲むヨーグルトや普通のヨーグルトやチーズなどの乳製品でも

効果があるそうです。

スイカは水分が90%以上で糖分やカリウム・カルシウム・マグネシウム等のミネラルも

含まれていて微量の食塩をかけて食べるとスポーツドリンクと同じような効果

期待できるそうです。

甘いのでカロリーが高いとか太るのではと思われますがカロリーは100gあたり

37kcalと低く食物繊維も豊富で血流状態を改善してくれるシトルリンという

アミノ酸が含まれているため、手足のむくみの改善効果も期待できます。

新陳代謝を促し、肌の健康を保つビタミンAや、活性酸素を除去する力の強い

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リコピンなども豊富でビタミンCによって美白効果やシワの予防効果もあるようです。

さらに、スイカに多く含まれているカリウムは、高血圧予防に効果的なほか、

カルシウムの骨への蓄積を高めてくれる働きがあるため、骨粗しょう症の予防効果

にも期待が高まっていて高齢者の熱中症対策には持って来いの食べ物で朝に食べる

のが効果的な食べ方のようです。

麦茶が持つ独特の麦の香りの素は「ピラジン」という成分で血管内に血栓を

できにくくする、血液サラサラ効果を持っています。

熱中症は、大量の汗をかくことで体内の水分量が減り、血液がドロドロになるので

麦茶を飲むと、単なる水分補給ではなく効果的に血液をサラサラにすることができるのです。

更に麦茶にはカルシウムや鉄といったミネラルも豊富に含まれていて、身体を冷やして

くれる作用があるので熱中症を予防するには麦茶はおすすめなのです。

お茶などに含まれる利尿作用のあるカフェインも入っていないため、胃腸への刺激も

少ないのがいいところです。

熱中症の類似症状

糖尿病の人に見られる低血糖に関しても熱中症とよく似た症状が出ることがあり涼しい

ところで体を休ませるだけではダメで、ブドウ糖を摂取するなどの対応が必要になります。

気が付かないまま処置が遅れると低血糖の病態が悪くなり、非常に危険です。

脳卒中も熱中症との区別が難しい病気といわれどれだけ迅速に対応してもらえるかによって

健康を取り戻せる度合いに差が出る疾患です。

脳卒中は大きく分けて3つの種類があり脳の血管がやぶれる「脳出血」や「くも膜下出血」と、

血管が詰まる「脳梗塞」です。

亡くなる方が一番多いのが「脳梗塞」ですが、脳梗塞の発症時期は、夏場が最も多く

暑くて体内の水分が減ると、血液がドロドロの状態になり血のかたまり「血栓」が

血管に詰まりやすくなるためではないかと考えられています。

熱中症やそれらの病気は高齢者にとって命にかかわる病気であるという認識を忘れず

しびれがあったり歩行困難や呼びかけても反応が無いとか悪い場合は迷わず救急救命

を依頼すべきです。

まとめ

熱中症を予防するためには室温や湿度の目安を28度70%以下に保つように

することが重要。

高齢者は暑さを感覚的に感じにくい為、温度計や湿度計で目視できるようにして

あげましょう。

のどが渇く前にこまめに水分補給を行い一日、量的には1ℓから1.5ℓの水分が

必要になります。

周りにいる人が注意し様子がおかしい、呼びかけても返事がない場合などは救急車の

手配を迷わず行うよう心掛けてあげましょう。

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